らっだぁ
ぺいんと
少し警戒心を持ちながらもジリジリと俺たちの方に近づいてきてくれた
金豚きょー
ぺいんと
2人の時間はまるで切り離されたようにぴたりとも動かず多分俺がいなくなったらもっと気まずくなるのだろうと容易に考えられた
らっだぁ
金豚きょー
俺が指摘した事によって漸く自分の持っている紙とペンの存在を思い出したのか悩みながら手を動かしていた
金豚きょー
金豚きょー
ぺいんと
らっだぁ
此処で笑ってはいけないと思ったが彼らの会話が面白くて笑わない事は不可能に近いので俺は手で口を覆って笑った
金豚きょー
ぺいんと
金豚きょー
彼がこんなに弱気な会話をしているのは初めてみるので口を大きく開けて笑ってしまいたいが我慢をして彼らの様子を静かに見つめた
金豚きょー
ぺいんと
金豚きょー
ぺいんと
らっだぁ
2人の様子を見ているがあれから一切話さず目詰め合っているのを見兼ねた俺がばどに耳打ちをした
金豚きょー
ぺんちゃんには見えないように文字を書き俺に見せてくれた
らっだぁ
変なところでコイツは真面目なのだと改めて実感しつつ俺は彼の背中を軽く叩いた
らっだぁ
金豚きょー
小声で声を改めてかけると彼は決心したように紙に文字を書き始めた
金豚きょー
金豚きょー
ぺいんと
昔よりも随分素直に話せるようになったぺんちゃんはばどに思っている気持ちを彼にぶつけ始めた
ぺいんと
ぺいんと
金豚きょー
ぺいんと
ぺいんと
自分の言いたいことを言い終わったのかそそくさと俺の後ろに隠れてしまった
らっだぁ
ぺいんと
張ったぺんちゃんの頭を少しだけ撫で わざわざ今俺がいるやって役目を果たすために彼に向き直った
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
ぺいんと
金豚きょー
らっだぁ
ぺいんと
らっだぁ
申し訳なさそうに背中を押されて俺は部屋の外に弾き出されてしまった
らだを追い出して2人っきりの空間になってしまった
しかし今回はどうしてもらだ抜きで聞きたいことがあったからだ
ぺいんと
しかし2人っきりと言う事実が思った以上に俺に負担をかけているようで声が出てこなかった
金豚きょー
そんな俺を見兼ねたきょーさんは俺に要件を聞いてきてくれた
ぺいんと
【愛している】や【好き】は行為中に何度も囁かれてきたのでそれが恋なのだと思っていた
しかしきょーさんを捕まえた時に言われた【初恋】は違うような気がするし
金豚きょー
何より半年前かららだを見ていると ドキドキするし彼の事ばかり頭に浮かぶ
その原因かもしれないと睨んだ俺は詳しそうな彼に尋ねることにしたのだった
ぺいんと
金豚きょー
金豚きょー
金豚きょー
金豚きょー
金豚きょー
ぺいんと
壊したいや縛りたいとは思わないが他全ての条件が合っていた
金豚きょー
ぺいんと
きょーさんにそのことを指摘された瞬間自分の顔に熱が籠って心臓がいつもより早く脈打っている
金豚きょー
ぺいんと
必死に彼の言葉を否定しようとするがどうしても顔がニヤついてしまって説得力に欠けて仕舞う
金豚きょー
ぺいんと
金豚きょー
らっだぁ
ぺいんと
今のこの情けない顔を彼の前に晒すことができない俺は急いできょーさんの車椅子の後ろに隠れた
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
俺の方からは筆談の文字が見えないのでらだの声で何を話しているのか察しなければならないが頭が真っ白になってうまく考えられない
ぺいんと
金豚きょー
らっだぁ
らっだぁ
会話を頑張って考えているが断片的でやはりよくわからない
ツンツン
ぺいんと
金豚きょー
ぺいんと
ぺいんと
彼がらだに何を聞いたのかわからないが無性に何か余計なことをされたのだけは理解できた
らっだぁ
ぺいんと
彼と目があった俺は逃げるようにその場を後にした
きょーさんの声が俺を呼んだ声がしたと思って部屋に入るとぺんちゃんの姿がなく驚いた
金豚きょー
らっだぁ
彼との少しの会話のぺんちゃんが真っ赤な顔して部屋を後にした
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
丁寧だった彼の字が乱雑にそして表情もとても険しかったので俺は訳もわからずぺんちゃんの後を追う為に部屋を飛び出した
彼は気配を消すのもうまく、逃げ足も早いせいで見失い家の中を必死に探している
ガチャ
リビングにやってくると3人の姿を確認することができた
らっだぁ
らっだぁ
コンタミ
みどり
レウクラウド
らっだぁ
どうやらリビングにもきていないようなのでレウのいう通り本館を探す事にしてその場を後にした
俺は急いで彼らに助けを求める事にしてらだの脅威を逃れることができた
みどり
レウクラウド
みどり
ぺいんと
レウクラウド
コンタミ
みどり
ぺいんと
その後顔の熱がなくなるまで3人に匿ってもらいながら、その日はらだから逃げたのだった
コメント
13件
^ら^の代わりに笑っときますね。(ゲラゲラ)
ぺんちゃんがついに恋という感情が出てきて嬉しいです!キョーさんも中々やりますね!ミドリが動揺してたから絶対にらだぁは気づいてそう... 完結は嬉しくて悲しいですが...これからも応援してます!!!!
きょーさん、、君はいい仕事をしたよ👍🏻 ̖́- ぺんさんに恋という感情がついにッッ!