君がくれた愛するの表現

｢君から貰った愛するの表現｣

わく

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…(血垂れる)

あぁ…やっと終わったのかな？

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ…

あぁ…やっと行ったのかな？

あぁ…それよりも全身が痛いよ

殴られて殴られて

痛くても痛くても

止めてくれない…

ーーーーーーー〜?

バンっ

ごめんね晃

ごめんね

ｯごめんね…

心配してくれてるんだよね

でもね、…ごめんね

教えられないんだ…ごめんね泣

ガラガラ…

｢あらやだｯ!!ちょっと…どうしたのそれ?!｣

｢!?…何言ってるの？謝らなくていいのよ？｣

｢それより早く手当しないとｯ…｣

｢あら、ごめんね｣

｢………それにしても…｣

｢ねぇ紬君…｣

｢話さなくてもいいけど……誰かに虐められてたりしてるかな？｣

｢そっか…ごめんね、｣

いや、違う…

言いたいけど…怖い…怖くて

言えないんだ…

｢よし、…手当は終わりよ｣

｢それと今日はもう学校を早退した方がいいわよ｣

｢私ができる手当はこれぐらいだから後は大きな病院に行って見てもらってね｣

｢…あ、紬君｣

｢無理しないでね…｣

｢何時でもいいから私に相談してね、｣

何時になっても言えないよ

｢1人で抱え込まないでね｣

誰にも相談なんて出来ないよ…

ばんｯ!!

｢??｣

｢紬君のお姉さん??｣

｢あの、どうされまｯ…｣

ばたんっ…

｢紬君大丈夫だった?｣

そういえばいつから姉さんは

こんなに僕と晃の距離を置かせるようにしたんだっけ

そうか、それは晃と出会った時からだ…

でも……なんで？

晃をそんなに嫌うの??晃は僕をずっと助けてくれたんだよ??

…何より姉さんの言ってた騙されてはいけない…

僕は晃になにか騙されてるのかな？

晃はなにか嘘をついてる？

こんな事を考えるのも、全ては晃と出会ったことが始まりだ…

これは、2年前の僕が中学生の頃の話…

ごく普通の日常でただ、少しだけ勉強が得意だった…

頃の僕

転校生が来た

僕は、特になんも思わかなかった…この時は

｢ねぇねぇ、晃君てかっいいね｣

晃は、女子から人気だった

｢晃君さ俳優とかやってそうな顔してるよな??｣

｢なぁなぁ…なんか彼女いたりすんのか？｣

男子からも人気があった

そうだから晃は転校してすぐクラスの的になった

それからいくつもの日がたった

この日

全てが変わった

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…(血垂

あぁ、…ダメだ血が抜けて

意識が…

ーーー？

誰の声？

大ーーーｯ!!

誰か何か言ってるの？

ｯ大丈夫か!?

その時何故か安心したんだ

この日、から僕の日々が狂っていった

この日、僕と晃が出会った

それから僕は何故か虐められ続けた

毎日殴られて蹴られて

でも

毎日晃が助けに来てくれる

だから嫌でも仲良くなった

まるで

決まった運命のように

紬俺がいるからな…!!

紬大丈夫か?!

紬俺と離れるな…

紬お前には俺しか居ない…

おかしくなるのは晃もだった

僕と晃が出会ってから姉さんは謝ることが増えた

おわり

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