1 「 クスリ指 の 指輪 」𓂃𓂂◌💍
放課後 の 空き教室 、俺 の 彼女 は 窓 から 見える 夕日 を 眺めていた 。
赫
彼女 の 表情 は なんだか 切なそう だった 。
その 表情 を 見てられなくて 、俺 は
コツ … コツ … コツ …
ギュッ
赫
紫
赫
紫
赫
紫
そう言う 赫 の 隣 に 椅子 を 持ってきて 腰 を 掛けた
紫
手 を 握る と 赫 の 手 は ひんやり と していた
紫
赫
赫
紫
しばらく 俺 は 赫 の 手 を 握る 事 に した 。
紫
赫
紫
赫
紫
2人 だけ の 空間 は 居心地 が 良かった 。
この 空間 が ずっと 続いて れば いいのに
なんて 、そう 思って いるのは 俺 だけ なんだろう 。
赫
紫
赫
紫
赫
赫
紫
紫
顔 を 赤くして 目 も 逸らして 、 なんという ダサい 告白 の 仕方 。
こんな 彼氏 なんて 好き じゃないんだろう
赫
紫
赫 の 顔 は 赤いリンゴ みたいに 真っ赤 だった
握って いた 手 も 段々 と 暖かく なっていく
俺 は 勇気 を 出して もう一度 言葉 を 発した 。
紫
赫
紫
赫 の 返事 に 肩 の 力 が 抜ける
紫
紫
俺 の 指 に ついて いた リング を とって
赫 の クスリ指 に はめる
指 が 細い から 予想通り ブカブカ だ 。
赫
紫
赫
婚約指輪 の 代わり に つけた 指輪 を じっくり と 見つめた 赫 は 俺 の 方 を じっくり と 見つめる 。
赫
紫
紫
2 「 2人 の 水彩画 」✏︎✎✐
カチ … カチ … カチ …
翠
黄
ウチ は 今日 も 翠 君 に 絵 を 書いて もらっている
やっぱり 翠 君 が 絵 を 描いて いる 時 の 顔 は 本当 に 綺麗 だ 。
見ていて 飽きない 。
翠
翠
黄
黄
翠
微笑む 彼 の 顔 は 何よりも 綺麗 だ 。
翠
黄
黄
いつも の 塗り方 と 少し 違う 感じ だった 。
翠 君 が いつも 描く ような 絵 では 無い から ウチ は 黙然 と していた 。
ウチ の この 反応 を 予想 していた のか 、翠 君 は くすっと 笑って から 口 を 開いた 。
翠
黄
いつもは 薄く 塗っていた 絵 が 、今度 は はっきり していて なんだか アニメ っぽい 感じ がした 。
どんな 塗り方 だと しても やはり 彼 の 絵 は 好き
黄
黄
翠
黄
翠
黄
今 まで 見た事 無い 真剣 な 顔 で ウチ を 見つめた 。
翠
黄
翠
翠
黄
黄
翠
黄
そんなの 答え は あれしかない
黄
力 つきた … ( ᐛ )
コメント
3件
こーゆう恋をしたい(願望ゆえに孤独)