赤
桃
赤
いつからだったか
君の瞳が映す先と
君の暖かな笑顔は
俺じゃない誰かに向けられていた
桃
桃
赤
いつしか君が居ない生活にも慣れていた
でも未だ心のどこかで喪失感が漂っている
あぁ、どうせなら
桃
…なんて
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
青は不思議なやつだ
いつもヘラヘラ笑ってるのに
時々考えさせられることを言う時がある
青
桃
青は俺たちが目の前に立っている桜の木に目線を送る
青
桃
青
桜の寿命は短い
だからこそ人をも惹きつけるのではないか
青
秋頃になれば草木が紅葉する
青
それはまるで…
青
人のように
青
桃
青
青
桃
青
あぁ、全くこいつには敵わねぇな
赤
たとえアイツが俺に笑顔を見せなくても
アイツが笑っているならそれでいいんだ
青
赤
桃
青
赤
桃
あぁ、今日も
桜は俺たちも見守っているらしい
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