SCP-CN-2982
第三高校
オブジェクトクラス
Euclid
SCP-3812
俺☆
特別収容プロトコル
SCP-CN-2982は高等学校としての一切の機能を正常に維持しなければなりません。付随する異常現象についての情報は対外的に秘匿し、正常な教育活動の実施を保証してください。本プロコトルに違反すると、SCP-CN-2982の異常性が大規模に拡散する恐れがあります。 学校側との合意に基づき、機動部隊-辛寅-03("校内警備")が、警備員や教務部の教員・体育コーチなどの身分で、SCP-CN-2982内部に常駐しています。イベントCN-2982-Aの発生中、キャンパスは厳重に管理され、すべての人間は正門以外の経路で校舎を離れることを禁じられます。
俺☆
SCP-3812
SCP-CN-2982内で生じる異常事件の本質に関する直接的な言及は極めて危険です。本プロトコルに違反した場合、当該人物および関連情報を知る者は(SCP-CN-2982内に居るか、イベントCN-2982-Aが進行中であるかにかかわらず)一律で死亡したものと見なされ、全校規模の記憶処理作戦が展開されます。オブジェクトの異常性が収束し次第、SCP-CN-2982-11を徹底的に清掃し、内部のあらゆる[機動部隊-辛寅-03メンバーのみアクセス可]を破壊します。 すべての関係者は、SCP-CN-2982収容プロジェクトへの関与がもたらす一切のリスクを承知しているものと見なされます。下記はイベントCN-2982-Aの発生中、時間帯に沿って厳格に遂行しなければならないプロトコルのリストです。
俺☆
SCP-3812
[全時間帯] 正門以外での退校を禁じる。 [12:00~13:30] 校内において、旧式の制服(SCP-CN-2982が2015年以前に採用していた制服。袖口のストライプが現行の青色ではなく、赤色となっている)を着た女子生徒が、「(特定の数人)を知っているか」と尋ねてきた場合、決して回答してはならない。対象はツインテールで眼鏡着用、身長約160センチメートル。ただちに向きを変え、可能な限り全力で逃げ出し、当該生徒の視界から居なくなること。 [全時間帯] イベントCN-2982-Aの発生中は、SCP-CN-2982-1(講堂西側にある円筒形の建物)への立ち入りを厳禁とする。本措置は最優先の収容プロトコルである。スタッフはイベント終了後、他に同イベントが発生していないことを確かめた上で、建物内部に入り、異常な生物的材質で書かれた赤い文字をすべて除去すること。文章の内容を他人に漏らしてはならない。 [14:00~15:00] SCP-CN-2982-2(実験棟2階女子トイレの2番個室)はすでに封鎖され、使われていない。イベント中、当該トイレは入り口自体が封鎖される。トイレ内から泣き声が聞こえたり、血液に似た赤い液体が流れ出ている場合、無視すること。 [12:30~17:30] すべての生徒は生物の実験を行ってはならない。進行中の授業内容が人体の構造に関わる場合、ただちに当該授業を取りやめ、他の内容に切り替えること。 [全時間帯] SCP-CN-2982-3(講義棟3階の302教室、ドア上に「3-12」の表記がある)への進入を禁じ、当該教室に入ろうとする者を阻止する。教室から笑い声、泣き声、叫び声、助けを求める声が聞こえた場合、独断で対処しないこと。聞こえる声の具体的な内容について、他人に漏らしてはならない。 [15:00~16:00] SCP-CN-2982-4(講義棟屋上)はイベント中、完全に封鎖される。15:36~15:39にかけて、CN-2982-Aプロセスの発生が予測された場合、15分前に講義棟の411・311・211・106教室および教務棟、実験棟のすべての部屋にブラインドを閉めるよう通知し、窓外の景色が見えないようにする。また同時に、すべての異常な物音を無視すること。必要があれば、影響を受けた者に記憶処理を施しても良い。 [15:00~16:00] この間、講義棟3階の角から106教室の方向を向く際、床に不鮮明な黒い跡を見つけることがある。決して調べようとせず、ただちにその場に留まり、視界を3分間外すこと。同一箇所に跡が見られないことを確認するまで、上記手順は繰り返す必要がある。 [15:00~17:00] スタッフはイベント中、SCP-CN-2982-5(講義棟地下1階)に近づいてはならない。当該フロアは初期収容において完全に封鎖しており、封鎖の際、内部に生存者が居ないことを確認済みである。不注意により、内部から会話や助けを求める声(とりわけ、男性が助けを求める声)を聞いた際は、自発的に記憶処理を受けること。 [16:00~17:00] 体育の授業が実施されている場合、一時的に屋内での授業へ切り替えること。変更事由には「天気が 煙霧えんむ のため」を使用できる。 [16:00~18:00] SCP-CN-2982-6(教務棟4、5階)は廃棄されており、フロア内のすべての窓は木板で完全に塞がれている。4、5階への階段は閉ざされ、誰の進入も許可してはならない。本規則に例外はない。当該フロアで人型実体が活動しているのを見たり、人から発せられていることが明らかな音を聞いた際には、即座にその場から離れ、機動部隊-辛寅-03司令部に報告すること。 lost_places_lapsed_old_leave_ruin_building_home_ailing-498841.png SCP-CN-2982-7、イベントCN-2982-Aが未発生の時に撮影。 [16:30~18:00] SCP-CN-2982-7(教務棟3階廊下にあるガラス張りの部屋)の所在地、および付近の通過を極力避けること。SCP-CN-2982-7の表面に異常な赤いシンボルを見たり、内部から人の声が聞こえた際は、即座に機動部隊-辛寅-03司令部へ連絡し、記憶処理を受けなければならない。 [17:00~18:00] 校内にいるすべてのスタッフは、睡眠状態に入ることを避けなければならない。眠る者がいた際は、夢の内容を取り除くため、対象に記憶処理を実施する。対象が他人に夢の内容を話した場合、情報を知るあらゆる関係者にも記憶処理を施す必要がある。 [17:00~18:00] 授業中のすべての教室では、教室のドアを堅く閉ざすと共に、生徒の点呼を実施する。本時間帯においては、生徒単独での退室を認めてはならない。どうしても退室の必要がある際は、2人1組での退室とし、戻る際には両人揃ってのノックと報告を求めること。単独での入室要求に返事をしてはならない。 [17:30~19:00] この間、SCP-CN-2982-8(教務棟東側のエレベーター)には立ち入らないこと。イベント中に進入した者については、エレベーターが動き出す前に脱出した場合を除き、ロストと見なされる。イベント終了後、エレベーターの表示階が「-2」から「5」の範囲になければ、エレベーターの電力供給を15分間遮断し、それから再起動させること。範囲内にある場合は、エレベーターを定位置に戻すだけで良い。 [17:30~19:00] イベントが終わる前に、エレベーターの電力供給を断ったり、ドアを封鎖してはならない。停電のほか、偶発的に供給を止めた際には、教務棟の全人員を避難させた上で、クラスA記憶処理を施し、イベント終了まで教務棟を封鎖すること。終了後、SCP-CN-2982-11の検査を実施する。 [18:00~19:00] この間、SCP-CN-2982-9(講義棟3階西側角の廊下、教務棟に通じる)への立ち入りは禁じられる。不注意で進入した者はその場に留まり、機動部隊-辛寅-03司令部に助けを求める必要がある。救援要請の際は、目印となる周辺物体の特徴と、自身との相対位置を報告すること。司令部はそれらの情報に基づき、次に取るべき行動を指示する。 [全時間帯] SCP-CN-2982-10(教務棟地下3階・廊下東側突き当りの鉄扉、地下防空壕に通じる)は厚さ約5メートルのコンクリートで完全に封鎖されている。誰も進入を試みてはならない。イベント発生中、少なくとも12人以上の武装人員を扉前に待機させておく。内部から明らかに異常な物音が聞こえた際は、即座に警戒態勢へ移行すること。 [18:30~19:00] 講義棟の外にいる者は、講義棟への立ち入りを可能な限り避けること。本規則を不注意で違反した場合、周りの生徒が旧式の制服を着ているかどうか観察すること。もし着ていれば、ただちに講義棟を離れること。この時点で、対象が移動中に見かける生徒は全員、旧式の制服を着ているものと思われる。観察した人型実体と交流してはならない。その後はイベントが終わるまで、運動場や大講堂といった広い場所にて待機する。自身と面識がありながら、イベント中に[機動部隊-辛寅-03メンバーのみアクセス可]いる人物に出遭っても、決して会話してはならない。それらの人員はすでにロストしている事実を、断じて忘れないこと。 [19:00~] SCP-CN-2982-11(実験棟1階・生物標本室)[機動部隊-辛寅-03メンバーのみアクセス可]。
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SCP-3812
その他の収容プロトコルは以下の通りです。
いかなる現実安定装置や現実測定装置も、SCP-CN-2982には持ち込まないこと。 各回のイベント終了時、生徒および教職員の人数を確認すること。失踪した者に関しては、最初から存在しないものとして偽装され、関係者には記憶処理と虚偽記憶の挿入が実施される。当該人物の氏名については、入学拒否学生のリストに追加される。 SCP-CN-2982-1内部は24時間、厳重な監視下に置かれている。監視映像には一部、認識災害を人為的に埋め込んだ箇所が存在しうる。当該措置については、閲覧者がSCP-CN-2982-1内部に不法に侵入し、性行為に及ぶのを防ぐために導入されている。 SCP-CN-2982のクラス分けにおいて、「2-12」および「3-12」を設けてはならない。これらの学年では、より大きい枝番のクラスも禁じられる。 存命中の2012年度卒業生および教職員(約40人)は記憶処理を受け、高校生活に関する虚偽の記憶が挿入された。当該年度の学生名簿に関する資料はすべて破棄されている。 校内で生じたあらゆる「学校の怪談」は厳格にコントロールされる。SCP-CN-2982の異常現象の本質に繋がりうるものについては、特段の管理が要求される。 SCP-CN-2982に特定の氏名の学生を入学させてはならない。拒否リストの詳細を知る必要がある際は、サイト-CN-20にクリアランスを申請すること。当該クリアランスの申請は、その行為がもたらしうる一切のリスクを承知しているものと見なされる。 収容プロトコルで指示されない限り、オブジェクトに関わる場所を独断で封鎖してはならない。 学校が人間の遺体や組織標本を収集したことは一度もない。そのような噂が流れた際は、SCP-CN-2982-11内部に新たな[機動部隊-辛寅-03メンバーのみアクセス可]が増えていないか、ただちに検査すること。
SCP-3812
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説明
SCP-CN-2982は中国・██省の██市立第三高等学校で、2381名の学生、209名の教職員が在籍しています。 オブジェクトの異常性は、イベントCN-2982-Aが生じた際に顕在化します。当イベントは、SCP-CN-2982を覆う重度の煙霧天候(視程が50m未満)であり、通常は12時から19時の間に発生します。 オブジェクトの異常性は2012年以降に発現しており、その起源は校内で発生した特定の事件に関連していると考えられています。オブジェクトはSCP-CN-2003と高度な繋がりを持つ収容物として指定されていますが、SCP-CN-2003に関する資料はSCP-CN-2982内部で言及されるべきではありません。 これ以上の情報を貴方が知る必要はありません。
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SCP-3812
たとえ何かに気づいたとしても、彼女には決して知られないように。
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SCP-3812
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[全時間帯] SCP-CN-2982-10(教務棟地下3階・廊下東側突き当りの鉄扉、地下防空壕に通じる)は厚さ約5メートルのコンクリートで完全に封鎖されている。誰も進入を試みてはならない。イベント発生中、少なくとも12人以上の武装人員を扉前に待機させておく。内部から明らかに異常な物音が聞こえた際は、即座に警戒態勢へ移行すること。
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俺のSCP解説はほぼ受け売りっす()。