転 生 ア イ ド ル ２( 休 載 )

一方その頃 フットボ ｰ ル連合

ブル ｰ ロックの現状報告を受けた 不乱蔦

選手よりも予算よりも

マネ ｰ ジャ ｰ に目をつけた

不乱蔦の目は動いた

口角が上がる

ふと 、

こんな案が頭に降ってきた

あれから数日経っちゃったんだけど

特に代わり映えもなく

平々凡々な日々を過ごしている

凄く平和なんだけど …

逆を言えば 、

凄くつまらない !!

なんっにもない !!

ほんとに！

暇！

ブル ｰ ロックは元はと言えば ひとつの物語

物語の傾きと言うか 、

この物語(現状)には

起承転結が成り立っていないのである

物語の流れを知った生身の人間が

その物語の中に割り込んだのなら

ひょっとしたら

その人物中心に物語が動いているのかも

朱璃は珍しく頭をひねって考えた

そうくると

やっぱなんも考えてないかもしんない

朱璃は致命的な点に足を突っ込んだ

しゅ … … り

… ゅん … ？

朱璃！

呆けてたみたい

私の目の前には

ゴミを見るような目をした玲王がいた

その目は明らかにこちらをうつしていた

掃除をしている私を横に

話し始めた玲王

ついさっきの出来事を思い出す

絵心さんにバレたらマズいな

次からは気を付けないと

バンッ

そしてまた数日＿

朱璃は呼び出しをくらった

最近の朱璃を見ていて

上の空なときが多々続いている

選手からのクレ ｰ ムが 絵心に行き渡った

そして絵心もまた

その一部始終は目撃していた

このとき朱璃は思った

キャラが安定していないことに

絵心さんはこんなこと言わない

こんな良上司みたいな

キャラじゃない

心の中でそう感じた

…

なんかおかしい

だが朱璃は知らなかった

物語は

朱璃の知らないところで

ずっと動いていたということを

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