「49位」 涼真の最高順位だ。
涼真
昔、全く勉強しなかった涼真が、変わったのは2年前のあるときからだ
バタッ
聞きたくもない音がした。
水が弾けたような音と、重いものが床に落ちるような音がきこえたのだ。
現実を受け入れるのが怖かった。
振り向きたくなかった。
だが、
「笑えるような事だろう」と甘く見ていたのかもしれない
反射的に反応してしまった。
涼真
時が止まったように思えた。
ようやくたって呼吸をしていなかったことに気づいた。
涼真
不思議と涙は出てこなかった。
その日はなにも口にすることができなかった。
院長
あの時、すぐに駆けつけたがすでに手遅れのようだった
自分はというと絶望感に浸っていて、声があまり出せなかった。
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いつか続きだします
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