蒼
桃
本編スタート!
ドォォォォォォン!!!!!!!!!
急に近くで凄まじい爆発音がした
桃
桃
俺は上を見上げる
すると…
桃
日菜がいるビルが燃えていた
辺りは混乱の渦に巻き込まれている
通行人A
通行人B
通行人C
燃えているのは大体20階
日菜の会社があるのは30階だ
火は性質上、上へ上へと燃え上がる
煙も同様だ
だから火元の上にいるのは危険だ
桃
俺はいても立ってもいられなくなり ビルの中へと入っていった
中に入ると沢山の人が下の階に 逃げ込んできていた
桃
俺は人の波に逆らい どんどん上へと登っていく
桃
俺は20階まで来ていた
辺りは激しく燃えている
桃
俺はハンカチで口元を押さえながら もっと上へとのぼっていく
俺はようやく日菜の会社がある階まで たどり着いた
辺りは既に火の海で、
爆発の影響か 物は散らばり棚は倒れ、
とても悲惨な状態になっていた
桃
桃
俺は日菜の名前を叫ぶ
桃
日菜を探してる道中でお腹に 火傷を負った
だがそんなことは気にせずに 日菜を探し続ける
日菜
桃
桃
すると遠くから俺を呼ぶ声が聞こえた
俺はその声の元へと走る
桃
そこにいたのは棚の下敷きに なっている日菜だった
桃
俺は日菜の元へと駆け寄る
桃
俺は棚を退けようと試みる
桃
しかしこの棚は非常に重くどんなに 力を入れてもビクともしなかった
桃
日菜
桃
桃
桃
日菜
日菜
そう言って日菜は俺に微笑む
桃
日菜
日菜
桃
桃
俺は声を荒らげる
日菜
桃
日菜の綺麗な瞳に涙が溜まる
日菜
日菜
チュ…
そして日菜は俺の口にキスをした
桃
日菜
桃
桃
そして俺は近くで怪我を負っていた 男性を連れて下へ降りていった
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