TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

かな

ゆうきー!おーはよ!

ゆうき

なんだ、かなか

ゆうき

おはよ

かな

何その反応ー!

ゆうき

なんでもー

ゆうきはいつも私の事をめんどくさそうに扱う。 こー見えて私たちは仲がいい ゆうきとの出会いは中学生の頃、 私が地方から越してきて道がわからない時に助けてくれてから話すようになった。 その時のゆうきの優しい対応が忘れられなくて好きになって高校生になった今も好きで同じ高校で同じクラスの私たちなのだが‥

かな

ゆうきー!一緒に帰ろ!

ゆうき

え、

かな

なによ

ゆうき

あ、わるい今日職員室によらないと💦

かな

うそつけ!

かな

学校嫌いのあんたが職員室にいくわけないでしょ!

ゆうき

あはは‥😅

かな

ほら、いくよ!

ゆうきの友達

ゆうきまた彼女とか〜?しあわせにな〜笑笑

ゆうき

ち、ちがうわ!やかましいわ!

また、めんどくさそうにしてそんなに私の事めんどくさいのかな。

何も進展のない中高校3年生になった

ゆうき

めずらしいなぁ、今日は学校休みだから絶対かなから連絡くるはずなのにこない

ゆうき

なんかあったのかな、連絡してみるか

数時間後

ゆうき

あれ?おかしいまだきてない

ゆうき

珍しすぎる

ゆうきのママ

ゆうき

ゆうきのママ

ちょっときて、かなちゃんのママから連絡来てるわよ。

ゆうき

え?

ゆうき

もしもし、ゆうきです。

かなのママ

あ、ゆうきくん?
あのね、落ち着いて聞いてね
かなが倒れたの。中央総合病院に運ばれたの。よかったら来てくれるかしら。

ゆうき

え‥

ゆうき

わ、わかりました。すぐいきます。

かなのママ

通話終了

通話
01:23

ゆうき

うそだろ。なんで?なんでだよ。

ゆうき

かな!

かなのママ

あ、ゆうきくん。

かなのママ

来てくれたのね。ありがとう。

かなのママ

かなは、今寝てるわ。

かなのママ

ゆうきくん、あのねかなは脳に腫瘍があったの。いま手術がとりあえず成功して寝ている状況なのね。

ゆうき

うそだろ。でも、成功したんですよね?!

ゆうき

よかった。

かなのママ

えぇ。成功はしたわ

かなのママ

かなのママ

けど、、、

かなのママ

記憶がなくなるかもしれないの。

ゆうき

え。

かなのママ

最悪このままめをさまさないかもしれないって。

ゆうき

そんな。

ゆうき

いや、だってかなは、、

ゆうき

あんなに元気だったのに。

かなのママ

そうだったのね。

かなのママ

かなは、いつも帰ってきてはゆうきくんの話ばかりしてたのよ。

かなのママ

けど、あの子最近体調わるそうにしてたの。けど、ゆうきくん。あなたの前ではいつもの明るいかなをみせたかったのね、、

ゆうき

かな。

ゆうき

かな!おきてくれ!

ゆうき

頼む!

ゆうき

かな、、、

ゆうき

くそ。

かなのママ

涙、、

ゆうき

涙、、

かな

ゆ、うき?

ゆうき

かな?!

かなのママ

かな!

ゆうき

目を覚ましたのか?!

ゆうき

かな俺だよ!ゆうき!

かな

ゆうき。

ゆうき

そう!ゆうき!

かな

一緒に、か、えろ?

ゆうき

あぁ、かえろ!

ゆうき

一緒に!

かな

め、ずら、しいね😌

ゆうき

かな、いつも誘ってくれてたよな!あの時みたいまた俺をさそってくれよ!

ゆうき

なー、かな。

ゆうき

頼むよ。

ゆうき

元気になってくれ。

かな

げ、んきだ、よ。

かな

そんなに、しんぱい、しちゃって。

かな

ほんとは、すき、なん、でしょ?わたしの、こ、と。

ゆうき

かな。そうだよ。ずっと前から中学のあの時から大好きだよ!

ゆうき

かな、大好きなんだよ!

ゆうき

だから、頼む。元気になってくれ。

かな

やっぱりね。

かな

わたしも大好き。

ゆうき

かな。

ゆうき

かな!

ゆうき

かな!どうした!目を開けてくれ!かな!

かなのママ

かな?!おきて!

ゆうき

かな!!!

かなは、最後に俺の言葉をきけて 満足そうにして 眠りについてしまった。 そして、数日後、 目を覚ましたが あの日以来 ゆうきのことを 思い出すことはなかった。

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;