桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
俺は自分の部屋のベットに倒れ込み枕に顔を埋(うず)めて叫んだ。
あの後何だか気まずくなって、萌結とはほとんど話してない。親父達は寝ちまって、家に1人にする訳には行かないと、俺の祖母の家の空き部屋を使わせることにした。(祖父は5年前に亡くなっていて、空き部屋が4つある。いつも「私には広すぎる。」と祖母は言っている。)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
俺はガッツポーズをした。
そして冷房を付けた。部屋はすぐに涼しくなった。
と、その時1件のLINEが来た。
小奈美
裕太
歩乃華
萌結
萌結と小奈美と歩乃華はアイコンが一緒で分かりにくい。
龍斗
萌結
龍斗
萌結ナイス。もっと言ってやれ。
俺はスマホを閉じた。
今日はいろんな事があって疲れたな。
何だかんだ朝から昼までは新幹線と電車とバス。川に図書館に学校。その後BBQ。
俺は大きく伸びをした。
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
俺は明日の準備サッと済ませると電気を消して眠りについた。
朝、朝食を食べにリビングに行くと、萌結がエプロン姿でキッチンにいた。
破壊力えぐっ。 俺は顔が熱くなるのを感じた。
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
浅見 萌結(あさみ めい)
俺は萌結の作ってくれた、ベーコンエッグを食べながら朝のニュースを見た。
AM9時56分。待ち合わせの駄菓子屋の前に着いた。
俺たち以外の4人ももう駄菓子屋の中に居てお菓子を買っていた。
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
駄菓子屋の中は想像ではかなり古びた感じだったのだが、セブンの中のような感じで割と品揃えも良かった。
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
浅見 萌結(あさみ めい)
なんだコイツウザすぎだろ。 そう心で思ったのが顔に出てしまっていたらしい。
田中 裕太(たなか ゆうた)
裕太がニヤニヤしながら俺の事を肘でつついて来た。
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
俺は笑いながら答えて、心の中で反省した。
俺と萌結は付き合ってもないのに、こんな事で怒っちゃダメだ。
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
田中 裕太(たなか ゆうた)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
田中 裕太(たなか ゆうた)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
俺と裕太がチョキ、龍斗がグーを出した。結果龍斗が奢りになった。
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
浅見 萌結(あさみ めい)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
俺が奢りたかった。心の中にモヤっとしたものがあった。
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
小奈美は裕太の背中をバシッと叩いた
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
浅見 萌結(あさみ めい)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
田中 裕太(たなか ゆうた)
そこから何やかんやで買い物を終えて、皆で海岸まで歩いた。
夏の初めの朝10時半。額から汗が吹き出してくるようだった。
10分程歩くと磯の香りが漂ってきた。
ザザーーンッザザーーンッ
波音が夏の始まりを感じさせる。
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
浅見 萌結(あさみ めい)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
小奈美が持ってきた大きいレジャーシートの上に皆荷物を置いて、歩乃華が持ってきたパラソルを立てた。
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
タッタッタッタッタッザバーーーン!
浅見 萌結(あさみ めい)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
田中 裕太(たなか ゆうた)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
夏の初めのAM11時。海水は少し冷たかったけれど、さっきまで汗だくで火照った体を冷やしてくれた。
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
そんな会話は俺の耳には入ってなかった。萌結の水着姿があまりにも魅力的だったからだ。
小奈美も歩乃華もビキニを着ていたが、萌結だけが可愛く見えた。
ポニーテールにしているソフトブラウンの髪の毛。ビキニの上からTシャツを着ている。白い肌に透き通ったグラデーション色の海が凄く映ていた。
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
先に言われてしまったと思った。
浅見 萌結(あさみ めい)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
小奈美が裕太に水をかけた。
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
女子は浮き輪に乗せて男子が女子を引っ張って行く事になった。
田中 裕太(たなか ゆうた)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
龍斗の言葉を遮って俺が言った。
浅見 萌結(あさみ めい)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
全員
俺たちは海に入った。
俺は萌結の、裕太は小奈美の、龍斗は歩乃華の浮き輪を掴んで沖まで泳いだ。
バシャバシャバシャバシャ
沖までは泳いで10分くらいだった。
浅見 萌結(あさみ めい)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
田中 裕太(たなか ゆうた)
浅見 萌結(あさみ めい)
古川 歩乃華(ふるかわ ほのか)
沖に着いた頃には足に乳酸が溜まっていて、俺たちは浮き輪に寄っかかって少し休んでいた。
田中 裕太(たなか ゆうた)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
浅見 萌結(あさみ めい)
袈裟丸 龍斗(けさまる りゅうと)
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
浅見 萌結(あさみ めい)
田中 裕太(たなか ゆうた)
全員
桐生 翔貴(きりゅう しょうき)
瀬田 小奈美(せだ こなみ)
その時、俺は急いで水の中に潜った。
浅見 萌結(あさみ めい)
古川歩乃華が溺れていたのだ。
はい!4話はここまでです🤍🫧 ここから三角関係も出てくるし、伏線も張ってありますので、楽しみにしていてください🫣🤍こんな文章力のない話を読んで頂いてありがとうございます❕次の話もお楽しみください😸
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