俺はあの時から気づいていた。
北斗が熱で奏ちゃんの家に泊まったあの日から
いや、もっと前から気づいていた。
奏ちゃんから電話があった時から、気づいていたのかもしれない
樹
北斗
俺がさっき奏ちゃんを追いかけていたことを北斗は知っている
樹
樹
北斗は直ぐには返事をしなかった。
樹
樹
北斗
樹
北斗
樹
大我
樹
奏
俺は北斗の背中を押した
北斗は中々言葉を発しない
緊張なのか、焦りなのか
分からないけれど、あの日の事をきっと鮮明に覚えているからこそ、何て言えばいいのか分からないのだろう。
私は分かっていた。
きっと、北斗君は何か言おうとしている
だけど、言えないんだ
私も北斗君もあの日のことを鮮明に覚えているから。
奏
先に言葉を発したのは奏ちゃんの方だった。
奏
北斗
奏
北斗
北斗
北斗
奏
樹
北斗
樹
樹
なんて、俺何言ってるんだろ
ごめん、
奏ちゃん。
奏ちゃんと会った時から何か違うものを感じていた。
北斗の気持ちは分からないけど
今日の北斗の顔はリンゴの様に赤い。
樹
北斗
奏
樹
奏
樹
奏
樹
奏
でも、俺の顔も真っ赤になってるだろうな
樹
樹
奏
樹
奏
また会えますように
又、会いたいです
樹
北斗
北斗
北斗には言えないよ
樹
北斗
樹
北斗
ズル...って言ったの気づいてるよ
樹
樹
北斗
絶対好きなくせに
樹
北斗
樹
樹もだよ!って言われないから凄くヒヤヒヤする。
北斗
北斗
樹
なんで俺強がってるんだろ
樹
応援...本当に出来るのかな、
北斗が告白したら、付き合えるなんて分かりきってるのに
頑張れ...、北斗...っ、
NEXT♡700以上
ハート企画の締め切りは6月24日の19時にしたいと思います!
まだ見てない方は是非見てください!
コメント
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続き楽しみです!