っ、..
一度心臓が激しく動悸する。
一瞬動きがお互い止まったものの、
見られても見られてなくても もうどっちでもいい、
なんて意地が、 どこかで芽生え、
.. ん、っ!?
.. ん、ぅ .. っっ
止まること無く 赤にキスをした。()
.. は、ぁ .. 。
離れたと同時に、 扉の方に目をやる。
幸い、 扉の向こうで声を掛けてきたらしく、
見られて居なかったらしい。
( 確かに、
今考えると声が
籠ってた様にも
聴こえた .. ? )
今考えると声が
籠ってた様にも
聴こえた .. ? )
多少の息切れを落ち着かせて、
.. すぐ、
行くよ ー !!
行くよ ー !!
と、少々震えた声が 紫に届く。
少し間が空いた後、
「 分かった 」
と言う紫の声が聴こえ、
勘づいてる、? なんて憶測が頭に浮かぶ。
.. 桃ちゃ、
ん、ど ー したの?
振り返ると、息が乱れ、 前のボタンが半分開いている服、
それに加え赤面。
.. あぁ、駄目だ。
( 今度こそ止まれ
なくなりそう。 )
なくなりそう。 )
おれ、
.. ここで辞めるの
結構辛いんだけ、ど ..
結構辛いんだけ、ど ..
ッスぅぅ ー ー ー ..
.. ねるの、
二人でにしようか、
二人でにしようか、
.. ん、
ぎゅっと裾を掴み 俺に訴える赤は、
自分でも恥ずかしいのだろうか。
言ったは良いものの、 すぐに目線を逸らした。
( あ" ー ー はは、
かわいいむり。 )
かわいいむり。 )
.. お姫様抱っこっで
連れってあげようか。
連れってあげようか。
リビングまで。
.. それはいい。
あは即答。
ほら、早く行くよ。
桃くんのせいで
もっと疑われそう。
もっと疑われそう。
俺はそれでも
良いけどね。
良いけどね。
そう言って、 俺も赤も、頭にしてあったピンを外す。
.. 髪、あと付いた。
さいあく。
あ ー 、..
俺も痕付ければ
良かったなぁ。
良かったなぁ。
.. なんて?
べつに ー ??
.. 紫 ー くん、
さっきから
ずっと黙ってるけど
さっきから
ずっと黙ってるけど
どうしたの?
.. ん ー ん、
なんでも無いよ。
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一応 R . 18 は入れない様に なってるよ
段々題名が唯の一言になってきてる