嫉妬…？

すみません、 若干、桃赤、橙紫(？)要素 入ってます。 地雷の方ご自身で護衛お願いします。

…まただ。

少し乱れた髪 キツい香水の匂い。 …そして冷たい態度。

もうこれで何回目だか。

しかも、多分キャバクラとかではない ……と思いたい。 根拠はないけど。

この間、青ちゃんの部屋を 掃除した時には、 それらしき名刺も出てこなかった。

でも。 僕はLINEを勝手に見たりするのは しないことにした。

そういう束縛？って する側もされる側も嫌だろうし。

いやでもされる側はそういう態度 取るのが悪いんだけど。 自業自得ってヤツ。

もう何度目か分からないため息。 ダメだ、今日はもう寝よう。

数日後──

……嘘つき。

本当は深夜に帰ってくるくせに。

また、いつもと変わらず 朝からどこかに出かけるみたい。

こうなってから1ヶ月はたっている。 そろそろ誰かに 相談した方がいいのか…。 でも、それは周りに 迷惑をかけてしまう。

でも、僕はもう 身も心もズタボロだった。

あいにく、昨日は気晴らしに YouTubeを夜更かしして 見ていたから、 寝落ちをしてしまい、スマホの 充電が切れていた。

だから、必死に縋る思いで 親友の家に押しかけようと思う。

ピーンポーン…──

＜はぁ〜いっ… ｶﾞﾁｬｯ

＜おい!!危ねぇぞ!!!!

キキーッッッ！！！！

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……

＜あ、黄さんの関係者で 間違いはないですか？

＜実は黄さんが事故に 遭ってしまって…

＜今すぐ〇〇病院に来て いただけますか？

ガラッ!!

ガラガラガラ── ＜失礼します。 先生からお話があるので 代表の方ご一緒に来ていただいても いいですか？

ブーッ、ブーッ…

ブーッ…ブチッ

ガラガラガラ──

ブーッ、ブーッ…

ブーッ、ブーッ…

ブーッ、ブーッ…

ドタドタドタｯ…… ガラガラガラｯｯ──

バタンッ──

ガラガラガラ──