リナ センシャー
ラーテリィ の家?
ラーテリィ クレイジング
いや、正式には我が輩の家などない
闇の兵士の家…いや城か
闇の兵士の家…いや城か
ユキ イェレナ
城?
城など、この世にあるとは思えない
城など、この世にあるとは思えない
ラーテリィ クレイジング
いやある
先代の闇の兵士達が作ったのだ
先代の闇の兵士達が作ったのだ
リナ センシャー
先代か…
ねぇ、いつから闇の兵士なんているの?
ねぇ、いつから闇の兵士なんているの?
ラーテリィ クレイジング
本当のことは我が輩には分からん
結構昔にはもう存在してるのだ
1000年にはもうおる。
結構昔にはもう存在してるのだ
1000年にはもうおる。
リナ センシャー
1000年も前に!?
ラーテリィ クレイジング
話は、終いだ
そろそろ行かなくては
そろそろ行かなくては
ユキ イェレナ
夜だぞ?こんな時間にリナさんを出歩かせるのは許さない
ラーテリィ クレイジング
そう言われてもな…
闇の兵士は、主に夜に活動する
朝に活動でもしてみろ。すぐさま刃が飛んできて、死ぬ
闇の兵士は、主に夜に活動する
朝に活動でもしてみろ。すぐさま刃が飛んできて、死ぬ
ユキ イェレナ
はぁ?何故
ラーテリィ クレイジング
言った
ルールは厳しいと
これもルールだ
伊達に闇の兵士とは言ってない
ルールは厳しいと
これもルールだ
伊達に闇の兵士とは言ってない
リナ センシャー
面白そうだね
すぐ行こう
すぐ行こう
ラーテリィ クレイジング
あぁ
ユキ イェレナ
リ、リナさんまでですか?
リナ センシャー
文句でも?
ユキ イェレナ
いえ
ラーテリィ クレイジング
すぐに出発する
リナ センシャー
でも、俺の家族はどうする?
まだ血だらけのまま
私はどう誤魔化せば…
まだ血だらけのまま
私はどう誤魔化せば…
ラーテリィ クレイジング
それはもういい
殺人者がもう一人いて連れ去られたとでも思うだろう
殺人者がもう一人いて連れ去られたとでも思うだろう
ユキ イェレナ
私は、どうすれば?
家族が心配する
心配をかけさせたくない
家族が心配する
心配をかけさせたくない
ラーテリィ クレイジング
それもそうだな
死んだ事にするか、それとも失踪した事にするか
どっちにする?
死んだ事にするか、それとも失踪した事にするか
どっちにする?
ユキ イェレナ
死んだ事にするって…どういう事だ!
ユキ イェレナ
私を殺すのか?
ラーテリィ クレイジング
殺しは、しない
ただ薬で痛みをなくし、二回から投げる、それでも死にはしない
ただ薬で痛みをなくし、二回から投げる、それでも死にはしない
リナ センシャー
俺はそれをやりたい
ユキ イェレナ
リナさんがそうするなら、私はそうします!リナさん!
ラーテリィ クレイジング
うむ、分かった
でも長い間、棺の中に入る事になるぞ?
でも長い間、棺の中に入る事になるぞ?
ユキ イェレナ
どのくらい
ラーテリィ クレイジング
長くて、一ヶ月
短くて、一週間
短くて、一週間
ユキ イェレナ
やろう
リナ センシャー
本当にいいのか?
辛抱しなくてはならない事になる
辛抱しなくてはならない事になる
ユキ イェレナ
リナさんの為ならなんでもしましょう
リナ センシャー
よろしく、クレイジング
ラーテリィ クレイジング
うむ、まずはユキの部屋に行かなくてはならないな
ユキ、お前は玄関から入っていけ
自分の家だからな
リナ、お前は我が輩と一緒に窓から入っていけそうではないと面倒な事になるからな
ユキ、お前は玄関から入っていけ
自分の家だからな
リナ、お前は我が輩と一緒に窓から入っていけそうではないと面倒な事になるからな
リナ センシャー
分かったよ
ユキ イェレナ
アンタの指示を聞くのは気がひけるけど、今回ばかりはしょうがない
ラーテリィ クレイジング
まずは家はどこだ?
ユキ イェレナ
あっち
ラーテリィ クレイジング
うむ