ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
ゆらぎも
【ATTENTION】 ※nmmn作品です。 ※御本人様方とはなんの関係もありません。 ※この作品はnmmnです。耐性がない方や、苦手な方はここで閉じてください。 ※通報は悲しいので本当に地雷な方は閉じるようお願いします。
・🐇💎
タイトル : 隠れた甘味
「「想いで色が変わる飴玉…?」」
声を揃えて僕らは頭上に“?”を浮かべた。
青
そー言っていふくんから渡された小包に梱包された飴玉2つ。
青
ひらひらと手を振って僕らの家を出るいふくん……のことは僕の視界からはとっくに写ってなくて、
水
白紫
見事に意見が食い違った僕らだったけどこんなのはよくあること。
白紫
水
白紫
水
水
白紫
しょーちゃんが言葉詰まっている内にネットでこの飴玉のことを調べてみると、本当に出てきた。
┈┈┈┈┈┈┈┈ 家族として、友達として好きだった場合 →赤 恋人として好きだった場合 →桃 独占したいくらい大好きだった場合 →水 誰よりも愛してやまない存在だった場合 →紫 嫌いだった場合 →青 ┈┈┈┈┈┈┈┈
水
ひとつの疑問が生まれながらしょーちゃんにその記事を見せた。
白紫
僕の持っていた飴玉をひとつ持ち、袋から開けてすぐに口の中へと放り込んだ。
水
早く感想が聞きたくてうずうずしてたらしょーちゃんが難しそうな顔をした。
白紫
水
白紫
首を捻る様子を見ると本当に味はしないらしい。
だったら、僕食べたくないんですけど。無味って分かりきってるのに…
食べるのを諦めようと思っていたその時、
白紫
今まで無言で飴玉舐めていたしょーちゃんが声を発した。
水
白紫
水
味がすると聞いて僕は飛び跳ねるように喜んだ。
だって、やっと何色に変わってるか見えるんだもん!
わくわくとしながらしょーちゃんに近付けば、べっ、と舌に乗った飴玉を見せてきた。
白紫
水
白紫
特に大きく驚くリアクションもなくその紫色の飴をころころと転がし段々とその音がしなくなってきた。
水
さっきの見てから僕ってハードル上がりすぎ…っ それに最初は冗談半分で舐めようって言ったのにしょーちゃんから舐め始めちゃったし、
白紫
水
このまま何とか誤魔化し……
白紫
やっぱり…そーですよねぇ……
水
白紫
それとも嘘やったん? と付け足されると僕にも罪悪感というものが……
水
整ってて可愛い顔立ちの彼が目の前にいるなんて、例え彼氏だったとしても僕にはお腹いっぱい!
白紫
そう言った後、しょーちゃんは僕の口の中へ飴玉を入れた。
水
白紫
水
白紫
水
白紫
水
わいわいと話していると、僕の口の中に甘い味が広がった。
水
白紫
水
これで友達とか家族として…なんて出てきたらどうしよう…とか焦る僕がいた。
白紫
白紫
水
僕はまだ色を見ていなかったからしょーちゃんが何度見もするせいで余計見たく無くなった。
白紫
水
溜め込むくらいなら言ってもらった方が楽だと思いながらしょーちゃんに聞くと突然、唇を奪われた。
水
交わされた深い口付けについ呼吸を乱してしまう。
白紫
水
白紫
水色は確か独占するほど……、ッ!?
それを知った瞬間僕の顔に熱が集まって、寒かったはずの部屋が一気に暑くなった。
白紫
暫くしょーちゃんがそれを舐めた後、また僕の方へと口付けをして戻してきた。
白紫
水
白紫
水
白紫
水
白紫
ごめん、しょーちゃんみたいに僕余裕でなんか居られないくらい…っ
水
白紫
水
『そこは愛してるで返せや、』と言い返してこないのは、しょーちゃんの良いところでもあって悪いところ。
時間が経って、段々と小さくなっていく飴玉をまた舌でしょーちゃんに見せてみる。
水
白紫
しょーちゃんは僕に近付いて、とろりと唾液が垂れそうになっている濡れた赤い舌に深く口付けを落とした。
さっきなんかとは比べ物にならないほどの濃厚さで、色を確かめるどうこうじゃない。
僕らの口の中は同じグレープソーダの飴の味が広がった。
───𝐹𝑖𝑛.
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