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饅頭
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#クロスオーバー
紫蘭
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――ドォンッ!!!!!!
再び、爆発音が響いた。
松田深緒
地面が揺れる。 遅れて、低い振動が足元を伝った。
身体が強張る。息が止まる。
松田深緒
――『だから』
松田深緒
不意に。 ついさっき聞いた声が、頭を過った。
――『泣かないで』
松田深緒
泣いてない。 そう返したばかりだ。
深緒は、ぎゅっと拳を握る。
江戸川コナン
松田深緒
深緒は顔を上げた。
爆発物処理班
爆発物処理班
江戸川コナン
松田深緒
一行が走り出す。 先ほどまで漂っていた安堵は、跡形もなく消えていた。
走りながら、深緒は僅かに眉を寄せる。
おかしい。 5番は確かに解除した。
自分の目で、タイマーが止まったことも確認した。
なら。 今の爆発は――
江戸川コナン
松田深緒
コナンの声に、足を速める。 爆発地点はそう遠くなかった。
角を曲がると黒煙が上がっていた。
爆発物処理班
隊員が前へ出る。
周囲の安全を確認しながら、爆発した装置の残骸へ近づいていく。
江戸川コナン
松田深緒
やがて。
爆発物処理班
江戸川コナン
松田深緒
爆発物処理班
残骸を確認していた隊員の手が止まる。
爆発物処理班
江戸川コナン
爆発物処理班
松田深緒
江戸川コナン
コナンが爆発跡を見る。
江戸川コナン
江戸川コナン
誰も答えられない。
これまで。前の番号の爆弾が爆発してから15分後、次の爆弾が爆発していた。
だから前の爆発をきっかけに次のタイマーが作動するものだと。 そう考えていた。
けれど。
松田深緒
江戸川コナン
深緒が携帯を取り出し、画面に表示された時刻を見る。
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
コナンの表情が変わる。 すぐに腕時計へ目を落とした。
江戸川コナン
二人の視線が。同時に時計の針へ落ちた。
松田深緒
江戸川コナン
15分。
松田深緒
深緒が顔を上げる。
松田深緒
爆発物処理班
一瞬。 誰も言葉を発さなかった。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
爆発物処理班
松田深緒
全員の視線が、深緒へ向く。
松田深緒
目の前の残骸を見る。
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
爆発物処理班
江戸川コナン
松田深緒
爆発物処理班
松田深緒
爆発物処理班
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
走り出しかけたコナンを止める。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
四菱グランニュータウン。
いくつもの建物が並ぶ、広大な敷地。
そして。 最初に見つけた爆弾に書かれていた数字は【83】。
単純に考えれば。少なくとも、83個。
その中から、たった一つの【7】を。 15分以内に見つけなければならない。
江戸川コナン
松田深緒
コナンが何かを思い出したように顔を上げる。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
深緒が周囲を見渡す。
少し離れた場所に、施設案内のラックが見えた。
松田深緒
江戸川コナン
コナンが走り、パンフレットを一部手に取る。 その場で大きく広げた。
四菱グランニュータウンの全体図。
建物。広場。通路。 各施設の位置が簡略化されて記されている。
深緒がペンを取り出した。
松田深緒
江戸川コナン
二人で確認しながら、地図へ印をつけていく。
83番。4番。5番。 そして。
今爆発した6番。
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
番号が近いからといって、設置場所まで近いとは限らない。 法則性もない。
今ある情報だけでは、7番の場所を絞り込めなかった。
江戸川コナン
松田深緒
松田深緒
深緒はパンフレットを見つめる。
松田深緒
江戸川コナン
爆発物処理班
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
コナンが携帯を取り出す。
その横で。 深緒はもう一度地図を見た。
松田深緒
終わりの見えない戦いが、もうすでに始まっている。
爆発物処理班
深緒が顔を上げる。
松田深緒
一度頭の中で整理する。
松田深緒
パンフレットへ視線を落とす。
松田深緒
爆発物処理班
江戸川コナン
電話を終えたコナンが振り返る。
江戸川コナン
松田深緒
爆発物処理班
松田深緒
深緒が携帯の時刻を見る。
リミットは15分。
そのうちの何分かは、もう過ぎている。
江戸川コナン
松田深緒
深緒はパンフレットを握った。
松田深緒
コメント
2件
クッソ犯人め…この事件が終わったらリアル黒ひげ ※犯人を樽にぶち込み剣ぶっ刺す で苦しませてやる(←お巡りさんこいつです) そして深緒ちゃんに私の幸運ぱわぁをッ(彼女は運あんまありません) 今回もハラハラシリアスで面白かった!!
うわっ、爆発からの展開が一気に加速しましたね…!「解除でもタイマーが動く」っていう仕掛けは本当にゾッとしました。5番を解除した安心が一瞬で崩れる読者の気持ち、深緒さんと同じくらい強張りました。パンフレットの地図を活用するコナン君の機転もナイスでした。83個もある爆弾、一つずつ止めていくしかないという終わりの見えない戦いが重くて、続きが気になります。