紗蘭
停めて
運転手
はい
紗蘭
お久しぶりです
紗蘭
九条さん
九条
やぁ、紗蘭
九条
君のアイドルすごい人気だね
紗蘭
ありがとうございます
九条
だが、才能はない
九条
あの子たちはトップになれない
紗蘭
随分と酷いことを言うのですね
九条
君ならなれた
紗蘭
私はもう歌わないです
紗蘭
趣味程度にやるのが十分
九条
勿体ない
紗蘭
あぁ、でも作ってはいますよ
紗蘭
彼ら、Sparkleに
九条
それもまた無駄使い
九条
君には春樹を越えられないが
九条
Sparkleに使うには勿体ない
紗蘭
褒めてます?
九条
…リリは見つかったのか?
紗蘭
私に彼女の話をしないで
九条
ふん、君はまだ囚われているか
紗蘭
それはあなたもでしょう
九条
やはり彼女はダメだったか
九条
君は不運だ
紗蘭
別にリリが悪いわけじゃない
九条
いつかわかる時がくる
九条
君の才能を潰したのは彼女だ
紗蘭
…リリ
一犀(いっせい)
リリ?
紗蘭
なんでもないわ
紗蘭
それよりみんな呼んできて
紗蘭
仕事の話よ






