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☩ おらふくん ⌇ 新入り
おらふくんは俺を見る。
これは流石に説明しないといけなそうだ。
俺はあの日のことを おらふくんに伝える事にした。
☩ おらふくん ⌇ 新入り
☩ おんりー ⌇ 主人公
☩ おんりー ⌇ 主人公
☩ ドズル ⌇ BOSS
BOSSは昔の事を思い出しているのか 上の方を向き、目を瞑って話す。
☩ おらふくん ⌇ 新入り
☩ おんりー ⌇ 主人公
俺は答えなかった。
＿＿＿否、答えられなかった。
俺は彼奴に復讐することしか 考えていなかった為、 その先の事など考えたことすらなかった。
もういっそ死ねば2人の元へ行けるかな＿
＿＿否、俺は地獄に行くだろうな。
何人もの人を殺して、拷問して。
俺はもう、2人に会う資格すらないんだ。
胸がずきっと痛んだ。
☩ おんりー ⌇ 主人公
今回の任務はすぐに暗殺するのではなく、 暫く彼奴が働く職場で働き、 情報＿＿彼奴の組織の情報を 手に入れてから暗殺という事になった。
今回はおらふくんも一緒に。
☩ おんりー ⌇ 主人公
☩ おらふくん ⌇ 新入り
☩ おんりー ⌇ 主人公
正直、俺の私情に巻き込むのは 気が引けたが、心がぽかぽかして 安心した気持ちになった。
…ありがとう。おらふくん。
☩ おらふくん ⌇ 新入り
☩ おんりー ⌇ 主人公
☩ やまと ⌇ 部長
☩ やまと ⌇ 部長
何でこんな時期に …？
という顔をしていたが 、 皆暖かく拍手をしてくれた 。
拍手が起こったあと、 俺達は教育係の人へと案内される。
おらふくんとは暫しの別れだ。
☩ やまと ⌇ 部長
☩ おんりー ⌇ 主人公
俺の教育係という人は フードを深く被っており、顔が見えない。
しかし、上司の声に気がついたのか、 フードを取って俺へ挨拶をした。
☩ おおはらMEN ⌇ TARGET
……見つけた。
見間違えるはずがない。
桜色の髪色と瞳。
目はタレ目気味で鋭い視線。
☩ おんりー ⌇ 主人公
今回のターゲットで、俺の復讐相手だ。
☩ おんりー ⌇ 主人公
彼にはあの時の威圧感は 何処に行ったんだというほど 包容感があり、優しかった。
低いけど落ち着いていて、安心出来る声。
彼は優しそうに目を細めて笑う。
とても、殺し屋には見えない。
☩ おおはらMEN ⌇ TARGET
☩ おおはらMEN ⌇ TARGET
☩ おんりー ⌇ 主人公
☩ おおはらMEN ⌇ TARGET
彼奴…綿先輩が教育係になって早1週間。
彼の説明はとても分かりやすく、 仕事もすぐに覚えることが出来た。
…これで、任務に集中しやすくなる。
俺の任務は大きくわけて3つ。
1つ目は彼奴と仲良くなる。
これは彼奴の組織の情報を 聞き出しやすくする為だ。
2つ目は組織の情報を手に入れる。
今後その組織と敵対することを考えると、 少しでも情報は欲しい。
3つ目は彼奴を殺すこと。
任務としてでも、個人的な復讐としても、 彼奴は絶対に殺す。
この計3つを1年以内にやり遂げるのだ。
☩ おんりー ⌇ 主人公
任務1、開始＿＿＿＿
お父さん、お母さん、お元気ですか？
俺は何とかやってるよ。
だから、心配しないでね、
俺はいつも通り手を合わせ、2人に話しかける。
何故か会話をしてるみたいで………
昔に戻れたみたいで、落ち着く。
この時だけは時の流れが早く感じるけど、 俺の大切で、大好きな時間。
☩ おんりー ⌇ 主人公
