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四月。桜のシーズンがもうそろそろ終わる頃
今日から新学期が始まる
本当は準備も一通り終わったから、下に降りて朝ご飯を食べたりしなきゃいけないんだけど
緊張していけない
そろそろ行かないといけないのはわかってるんだよ!
けど今から新学期が始まるとなったら緊張するんだよ!
前世では高校なんて行ってないし!
神星 類
そう戸惑ってると
神星 桜
いとこの桜が入ってきた
神星 桜
神星 桜
神星 類
桜の注意を受けて僕は下に降りる
準備が整って玄関へ
神星 類
神星 桜
神星 類
僕が通っている高校ーー星蘭高校の近くには校門まで続く道のりに桜がずらりと植えられている
その桜はそよ風によって揺れていた
成田修也
神星 類
成田修也
挨拶を真面目にした僕に対して、ケラケラと面白そうに笑っているイケメン
彼の名前は成田 修也
僕と同学年であり、同じ学校出身
そして、友達がほとんどいない僕のゆういつの友達
成田修也
神星 類
成田修也
神星 類
成田修也
成田修也
神星 類
成田修也
神星 類
成田修也
神星 類
それから僕たちは他愛のない会話を交わしつつ、散った桜並木の道のりを歩いた
玄関で上靴に履き替え、僕は一人で自分のクラスの教室に向かっていた
ちなみに修也は校門前で、偶然、中学2年生の時から付き合っている彼女と会って、先に二人で自分たちのクラスに行った
修也と彼女は同じクラスらしい
修也からはクラス違うけど途中まで一緒に行こうぜ、と言われたけど流石に断った
そう振り返りながら僕は教室に着き、扉を静かに開けた
教室に着いて静かにドアを開けると、クラスメイトたちがグループで談笑していた
僕は掲示板に貼られている座席表で自分の席を確認した後、あまり目立たないように席に座る
初日から前世の時みたいに変人扱いされたくないからね
みんなおっはよ〜!
神星 類
急な快活な声の方に視線を向けると、ドアの方にパーカーを着た
富山 瑞稀がいた
クラスメイト達は戸惑っているが何人かは挨拶を交わしていた
恐らく、中学は同じだったのだろう
……と言うか、瑞稀君って僕と同じクラスなのかい!?
福家 歩
富山 瑞稀
加賀谷 美織
富山 瑞稀
数人のクラスメイトが次々に声をかけて、それに一つ一つ反応していく瑞稀君
瑞稀君はこの世界では人気者なのかな?
なんて感心していると、瑞稀君が席を確認し、徐々に近づいてきてーー隣の席に座った
えっ。瑞稀君の席って僕の隣の席なのかい
富山 瑞稀
神星 類
富山 瑞稀
神星 類
富山 瑞稀
神星 類
富山 瑞稀
神星 類
富山 瑞稀
神星 類
嬉しい!違う世界の瑞稀君だから少し緊張したけど聞いてよかった!
富山 瑞稀
神星 類
富山 瑞稀
神星 類
新鮮な感じって、僕は君とは会ったことがないのに
神星 類
富山 瑞稀
富山 瑞稀
こうして僕と瑞稀は再会した