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あの出来事から早くも一年が経過した
僕は自分が犯した罪を酷く後悔した
後悔ばかりの人生
でも、これからはこれ以上後悔のないよう、真っ当に生きようと心に決めた
あっちゃんとはもうずっと会っていない
もう、会う事もないだろう
僕の交友関係はあっちゃんくらいで、友達なんて今までまともに出来た事すらない
あっちゃんが居なければ僕は孤独だ
でももう、それでもいいと思った
どうせ友達なんて出来たところで、言葉以上の関係にはなれない
友達も親友も恋人も家族も、言葉以上の意味なんてなくて、浅はかなものにすぎない
くだらない
…でも、行き交う人たちは皆幸せそうで、やっぱりどこか羨ましい
でも僕は独りでもいい
独りで構わない
これからも、ずっと独りで生きていく
ずっと__
烏丸蘭丸
でも、この生き方が全てじゃなくて
もう少し居心地のいい、安心出来る居場所を見つけられるなら__
どれ程幸せなのだろう
誰かに傍に居て欲しい
でも僕にはそんな人居ない
だから、僕が行動しなきゃ独りになるしかない
……もう、うんざりなんだ
だったら、最初から独りが良かった
…どうせ独りになるのにどうして、人と人は出会うのだろうか
……どうせ大した関係になんてなれないのに
__僕だけなのか。それとも周りもそうなのか。誰も答えを教えてくれない
…でもじゃあどうして、僕の周りの人たちはあんなに幸せそうなの?
…酷い。狡い
狡い
僕だけひとりぼっち
何で……?
置いてかないでよ……
「…う、ッ"…、ぅ(泣」
烏丸蘭丸
烏丸蘭丸
タタッ(駆寄
烏丸蘭丸
「…ッ、僕…っ"、全然上手く出来ない…ッ」
「友達も…ッ"、上手に作れない…(泣」
「…が、っこう…行きたくないよ…ぉッ"(グスッ」
烏丸蘭丸
烏丸蘭丸
「…え……?(ポロ」
烏丸蘭丸
烏丸蘭丸
烏丸蘭丸
烏丸蘭丸
「…う、ん…ッ"(泣 ニコッ」
(撫
烏丸蘭丸
「…うん!ありがとう。お兄さん…!!(微笑」
僕とその子は同じ立場に居た
それが理由なのかは分からないけど、すぐ打ち解け合い、仲良くなった
この子には僕みたいになって欲しくない
だから、僕が傍で支える事にした
この子が、独りで歩けるようになるまで