青い部屋
一歌
彰人さん、準備は出来ました
彰人
わかった…それじゃあ始めるか
一歌
は、はい!
彰人
…安心しろ、オレは何があっても味方だから
話し合いが始まった
彰人
それじゃあ、話し合いを始めるぞ
Q太郎
とりあえず、最も信頼出来る奴をチャレンジャーにするがや!
一歌
はい、そうしましょう
一歌
(みんなに私がチャレンジャーになる為、信頼してもらえるように…頑張らなくちゃ……!)
対話展開
Q太郎
単刀直入に言うぜ、オレは銃器の扱いに経験がある。チャレンジャーはオレに任せてくれ
司
それ、本当ですか?
Q太郎
嘘は嫌いじゃけぇ、USA行った時にドッバドバに撃ち込んで慣れたんじゃ
一歌
(経験があるのか…確かに信頼出来るかな……)
彰人
なるほど、訓練はしたってことか
Q太郎
まぁ、そういうことじゃな
彰人
それじゃあ、オレも単刀直入に言わせてもらうぞ。……Q太郎に経験があったとしても、信頼できない
Q太郎
……
Q太郎
そうかよ
彰人
悪いな、オレは一歌に任せて欲しい
カイト
…空気が張り詰めてきちゃったね
カイト
うーん…僕はあまり分からないな…
カイト
一歌ちゃんに責任を負わせるのは心苦しいし…
司
大丈夫!一歌は鋼のメンタルだからな!ハガメン!
カイト
ハガメン……?
一歌
(そこに引っかかる必要は無いんだけどな…)
司
うーむ…一歌、反論出来る意見はあったか?
一歌
それが、あまり無いというか…
一歌
難しいな…
司
オレも分からないが…とりあえず、もっと詳しく話を聞いてみるのもありじゃないか?
一歌
そうだね、やってみるよ
一歌
(話を詳しく、か)
一歌
彰人さん、さっきの話…詳しくお願いします
彰人
おう、わかった
彰人
オレ達は、まだお互いのことを分かりきってないと思っている。まぁ、つまりは時間が足りてないってことだな
彰人
だけど、足りてないのは信頼を深め合う時間。1番信頼にたるものを持っているのは一歌だ
カイト
なるほど…考えはその通りって感じだね
カイト
でも、どうしてそんなに一歌ちゃんを信頼するんだい?
彰人
…予想は?
カイト
予想…か
カイト
一歌ちゃんと司くんが知り合いだから…かな
カイト
2人が互いに身分を証明し合っていて、しかも高校生…犯人グループとの繋がりがあるとは思えなかったから、信頼できると踏んだ…
カイト
僕が思うにそんな感じかな
彰人
そんなに打算的に見えるか?
カイト
いや、警察官だから計算的にするのかなって……
彰人
へぇ…まぁでも、これはただの直感だ。オレ、人を見る目は自信あるからな
カイト
なるほど…
カイト
でも、彰人さんの話にはひとつ抜けている点があるんじゃない?
彰人
……
一歌
(彰人さんの話はここまでみたいだな…)
一歌
…それじゃあ、Q太郎さんと彰人さんで話し合ってもらえますか?
Q太郎
2人でか?わかった
彰人
了解。
彰人
それじゃあQ太郎、ゆっくり話し合おうじゃねぇか
Q太郎
望むところがや!
一歌
(喧嘩にならないといいけど……)