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みちょ
みちょ
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みちょ
俺は今屋上にいる。
それも
フェンスの向こう側。
Nt.
ヒューーと風が下から吹き付ける。
まるで、俺を引きずりおろそうとしてるみたい。
Nt.
病院の10階にある屋上。 深夜2時。
俺は病室を抜け出して、ここにやってきた。
そう 死ぬために
足を離そうとした直後。
バシッ
フェンスを掴んでいた手を大胆につかまれた
Nt.
Ks.
俺の気も知らないで、安心したかのように胸を撫でる。
月夜に透けるように輝く水色のボブ 反射で煌めく雫型のピアスの女
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
Ks.
Nt.
Nt.
Nt.
Nt.
久しぶりに大声をあげた。
女は瞳の色を変えなかった。 まるで、俺がこう答えるって知ってたみたいに。
Ks.
Nt.
Ks.
Nt.
手を振り払おうとしたら、バランスが崩れ落ちそうになる。
女の手がなかったら、確実に落ちていた。
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
俺はフェンスの内側に戻った。
Ks.
女の人は安心したかのように胸を撫でた。
風が吹きつける。
屋上にあるベンチに座った。
女の人は俺の正面にたった。
Nt.
Ks.
Nt.
Nt.
Ks.
Nt.
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
この人はデリカシーっていうもんがないのかよ
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
名前ぐらい…なら
Nt.
Ks.
Ks.
Ks.
Nt.
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
Nt.
Nt.
俺より身長ちっちゃいし、
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
Nt.
Nt.
Ks.
Ks.
Ks.
Nt.
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
Ks.
Nt.
それから、いろんな話をした。
好きなこと 嫌いなこと 大好きなもの
あの先生は優しかったぁ とか 注射が苦手だった とか
だけど、 唯一話してないこと。
コサメは自分の病気のこと を口にはしなかった。
Ks.
Nt.
Ks.
たまに俺の顔じゃなくて遠くを見る。
その横顔は儚くて、どこかに消えそうなものだった。
Ks.
Nt.
Nt.
Nt.
Nt.
Ks.
Nt.
Nt.
Ks.
Ks.
少しだけコサメの顔が変わった。
そんな気がした。
だいぶ話した。
結構時間もたった。
Nt.
Nt.
立ち上がった俺の腕をコサメが掴んだ。
Ks.
Nt.
Nt.
Ks.
Ks.
Ks.
Nt.
コサメはずっとニコニコしている。
Ks.
Nt.
Ks.
Ks.
コサメはいたずらっ子みたいな まるで高3には見えないような
そんな笑顔をみせた。
Nt.
Ks.
Ks.
Nt.
俺は屋上のドアを開いた。
ドアの中にはいり、ドア越しの窓で屋上をみた
コサメはどこかに隠れたのかな
姿が見当たんなかった。
みちょ
コメント
2件
おかえり~今は体調だいじょぶか?
うわ、これめっちゃ好きなやつだ……。屋上で飛び降りようとしてた奈津くんを、軽やかだけど絶対に離さない手で引き戻したコサメさんの「君の体は拒否してるよ」が刺さったわ。自分から病気のことは話さないけど、施設出身とか一瞬見せる儚い横顔とか、この子も何か抱えてるんだろうな。次会う約束した水曜日、絶対読みたい。続き楽しみにしてます🔥