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sparkle

20 - 思いのほか

♥

850

2024年10月06日

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etちゃん

るな

etちゃん

…いちご飴買いに行く?

rn

rn

ううん、ゆあんくんが帰ってきたら

rn

一緒に行くつもり

etちゃん

お祭りどころじゃなくなっちゃったね。

rn

仕方ないよ、そういうこともあるよ。

のあさんがいなくなった。

ゆあんくんはヒロくんと のあさんを探しに行っている。

etちゃん

rn

えとちゃん

えとちゃんすごく気にしてるみたい…

あてもなく歩き続けていたけれど ふとえとちゃんの足が止まる。

etちゃん

私ね

etちゃん

学校行く前は
のあさんの護衛だったの。

ぽつぽつ えとちゃんが話し始めた。

rn

そうだったの!?

etちゃん

護衛っていっても大したことはしてないよ。ふたりでお部屋でおしゃべりばっかりしてたの。

etちゃん

お菓子作った時もあったり、目を盗んで夜中まで喋っていたこともあった。

etちゃん

私は下っ端。のあさんは組長代理。
でも、ただのお友達みたいだった。

etちゃん

仕事だと思ってなかった。
毎日楽しかったの。

etちゃん

高校もね、ほんとは行かなくてもよかったんだけど

etちゃん

のあさんに行きなよって言われてね。
…でものあさんのそばを離れたくなくてずっと断ってたの。

rn

そうなんだ…

etちゃん

でも若の護衛っていう任務がおりて…

etちゃん

のあさんに怒った。私を高校に行かせる口実だとわかったし、それにのあさんの護衛やめたくないって。そしたらね

etちゃん

絶対楽しいからって
今しかできないことだからしなきゃダメだよって…背中押してくれて…

etちゃん

rn

えとちゃん、のあさんが心配なんだ。

そうだよね

ゆあんくんはもちろんだけど

えとちゃんにとっても、 ヒロくんにとっても… 存在が大きくて大事な人なんだ。

rn

えとちゃ

  

ねえ、君たちふたりだけ?

rn

え?

etちゃん

は?

目の前に男の人二人… いきなり声をかけられた。

距離が近いなぁ… なんだか、嫌な感じがする…。

etちゃん

ちょっと

etちゃん

…どいてくんない?

rn

ええと…

みっちり道を塞がれちゃって 右にも左にも動けない。

あきらかにガラの悪そうな ニヤニヤしてこちらを見てる。

隣のえとちゃんは殺気立ってるし

  

かわいい顔してそんな怒らないでよー!

  

二人だけなの?一緒に遊ぼうよ。

etちゃん

遊びません!どいてくだい。ってかどけってば!

rn

(わあわあ…)

えとちゃんと強行突破しようとすると 肩を掴まれる。

etちゃん

るなに触んないでっ!!

  

かわいいー!細いねースタイルいーし!

rn

肩を掴まれた私は とりあえずその場で静かにしていた。

rn

えとちゃん、そんな怒らないで

rn

大丈夫だから

etちゃん

ちょ、どこが大丈夫なの!?

明らかに焦るえとちゃん

  

なに?オレらと回る気になったの!?

  

うれしー!ほらお友達も行こうよ!

 

etちゃん

るなちょっと…

 

rn

大丈夫だよ

rn

だってね

 

そう昔からこうやって絡まれちゃうとね

 

しばさん

…おい

しばさん

誰の許可取ってお嬢に触ってんだ…ァア?

rn

シヴァさぁん

  

いだだだだだ!

  

えっ!?デカっ!

黒スーツの185センチが現れて 半径一メートルに人がいなくなった。

みんなさささって距離を取ってる。

etちゃん

うわでっか!
きたっ!るなのセコム!

rn

るなの保護者の許可とってください♡

  

保護者ぁあ!?

  

つかいてぇよ!離せ!

しばさん

はーい

シヴァさんが手を離す。 掴んでそのまま上に上げてたから

ドサ

男の人は地面に落っこちた…。

 

しばさん

うちのお嬢と遊びたいならボスに許可取れよ。

etちゃん

etちゃん

圧やばぁ…

  

ボスって何!?

  

もういいよ、行こうぜ!

 

男の人二人組はさっさと逃げていった。

rn

シヴァさんスーツなの?
余計怖かったと思うよ?

しばさん

仕方ねぇだろ、本殿からそのまま来て着替える暇なんてねぇよ。

黒いスーツに背中には細長い何か(多分護身用のすてぃんがーってやつだと思うの)背負ってて、どう考えてもその筋の人なんだよねぇ。

etちゃん

ちょ、ちょっと待って…
デカさと圧がすご…

rn

シヴァさんはね

rn

いつもるなが絡まれると必ずこうやって来てくれるから。

rn

不思議でしょ?

etちゃん

(…いつもってことは必ずどっかで見てるってことじゃないの…??)

etちゃん

不思議で片付けるるながすごい。

しばさん

そこがお嬢のいいところだよ。

しばさん

で、ゆあんくんどうした。

しばさん

場合によっちゃオレは護衛にカムバックだぞ💢

シヴァさんがあたりを見回して ゆあんくんの姿を探してる。

あ、やっぱり怒ってる… ゆあんくんに任せるって言ってたから その本人がいなければそうなるよね。

rn

違うの、ちょっと色々あって…

etちゃん

のあさんを探してるので今はここには…

しばさん

のあさん?来てんのか。

rn

迷子みたいで!
ゆあんくん心配してたから

rn

るなが行っていいよって言ったの!

rn

だから怒らないであげて!

しばさん

しばさん

わかった。

シヴァさんは 詳しくは聞いてこなかった。

たぶんなにか察したのと えとちゃんが濁したことで触れちゃいけないと思ったんだ。 他の組のことだしね…。

etちゃん

…30分したら私は行きます。

しばさん

…そうか。
ならそこからはオレが一緒にいるか。

しばさん

ゆあんくん待つんだろ?
オレもいるよ。

rn

うん

rn

帰って来たらいちご飴買うんだもん…

しばさん

戻ったら奢ってもらえ

シヴァさんのおっきな手が 私の頭の上に置かれた。

 

 

…あれ

 

 

naさん

…!

目を瞑っても 地面にぶつかる気配がない…

ううん

それよりも…

 

 

宙にぶら下がって

 

 

naさん

!!

naさん

うりさんっ!

ur

何やってんだ!!

ur

…っつ!

うりさんが 落ちないように私の腕をつかんでいた。

でも

ずるずると

naさん

ね、大丈夫だから…

ur

だいっじょう、ぶじゃねえだろ…

うりさんが本殿柱に捕まって 片手で私を掴んでる。

うりさんが重力に逆らえず屈んでゆく。これだと二人とも落ちる…

naさん

このままじゃうりさんまで落ちるよ!

ur

うでっ…かせ!

naさん

でも

ur

でもじゃねぇ!
大人しく守られてろ!

naさん

naさん

はい…

大人しくうりさんの手を掴む

 

ギチギチ

ギチチ…

 

柱を掴む手が限界を迎えそう

 

ur

っくそ

jpp

うりりん!?なにやって…
のあさん!!

naさん

じゃぱぱさん!

騒ぎをききつけたのか じゃぱぱさんがうりさんの後方に現れた。

ur

おい!じゃぱぱ!

ur

のあさん投げるから!!

jpp

は!?

naさん

えぇ…きゃあ!!

 

ur

大事だと思うならちゃんと受け止めろよ!!

 

ブワッ!

 

私の体が空に浮いてる

 

naさん

きゃぁあ!?

jpp

のあさんっ!!あぶないっ!!

 

私を引っ張る反動で うりさんが本殿の下へと落ちていく

 

jpp

!!

jpp

うりりん!!

 

 

 

ザカザカザカ!

 

 

jpp

っよ!

naさん

っ!

jpp

…怪我は

naさん

ない…

私はなんとかじゃぱぱさんに抱き止めてもらった。けれど

 

naさん

うりさん…

jpp

うりなら大丈夫。
…強い衝撃音がなかったし

jpp

身なりの軽さがあるから上手くやれた…はずだよ

jpp

にしても!

jpp

何やってんの!?こんなところで!!

naさん

っ!ごめんなさ---

じゃぱぱさんにギッと睨まれてたじろいだ。

怒られる…!

 

naさん

あ…

jpp

 

怒られると目を瞑ると あったかい手が背中に回っていることに気づいた。

抱きしめられてる…。

 

naさん

あのう…

jpp

タイミング悪かったら何が起こってるかわかんないよ…

jpp

怪我なくて良かった…

naさん

こめんなさい…

 

耳元で聞こえるのは じゃぱぱさんの弱々しい くぐもった声

naさん

…っ

naさん

ごめんね…!

胸に顔を埋めた。 …優しい匂いがする。

jpp

 

私もあなたの背中に手を回す。 お互いに抱きしめる腕が強まった。

 

 

しばらく

ふたりとも無言のまま抱き合った。

 

 

jpp

のあさん、聞いて。
思ったより状況は良くない。

naさん

うん

jpp

最悪年内

naさん

…桃虹組の今の体制を保つのがってこと?

jpp

そう。

jpp

今日交渉しにきたのは桃虹組の保守派の一部だ。

jpp

…こっちに動きがないか探りを入れてる。

naさん

…じゃぱぱさんが動いてることがバレてるの?

jpp

徹底はしてるけどね、そこまでは読めない。だから時が来たら

jpp

こっちから仕掛けるから

naさん

わ、私は…何したらいい?

jpp

たつやがしんどいと思うんだ。

jpp

だいぶ疑惑の目を向けられてる。

jpp

のあさん、たつやを守れる??嫌な役だろうけど…

naさん

私組長代理だもの。
本来なら私がやらなきゃいけない役だよ。

jpp

準備が整い次第何かしらの方法で連絡する。

naさん

わかった

じゃぱぱさん ずっと動いてくれていたんだ。

自分の組のことも大変なのに…

naさん

ごめんね、うちの組のことなのに。

naさん

やらなくていいことを、たくさんやってもらってる気がする…

jpp

俺はやりたいからやってて…

jpp

…なぁ

naさん

ん?

jpp

…ごめんね、本当は全て終わってからのつもりだったけど

jpp

俺たちは、明日もまた元気に笑ってる確証はないから。

jpp

こう、次会えた時はって…考えていたんだ。

 

 

私のほおに寄せられた手 真剣な眼差しがぶつかる。

 

 

naさん

…あのう

jpp

ん?

 

お互いに言いたいことがわかる

私たちには時間もないし

次いつ会えるかだってわからない

 

 

naさん

私も

naさん

あの私、じゃぱぱさんのことが

 

naさん

…んっ!

手で口を塞がれてしまった。 じゃぱぱさんが苦笑してる。

 

jpp

jpp

待った

naさん

っあ…
言おうとしたのに

jpp

そこはさ、やっぱ

jpp

告白するなら、俺から言わして?

 

 

naさん

…!

jpp

のあさんが好きだよ

jpp

jpp

好きだ…

 

---本殿下

 

 

ur

やぁ…

ur

だき抱えられる女の子の気持ちがわかるとは…

…お姫様抱っこされてしまったオレは 腕組んで物思いにふけた。

ゆっくりと腕の中から降ろされる。 王子かよ。

hrくん

俺も…

hrくん

空から先生降ってくると思いませんでした。

ur

いや助かったよ。
ヒロくんいなかったら腰思いっきり打ってた。

のあさんを引き上げる代わりに 自分が真っ逆さまに落ちたわけだが

まさかヒロくんにキャッチしてもらうとは思わなかったよ…。

ur

ur

ったく!

ur

おせーんだよ!!

斜め上を見上げれば 色々お取り込み中だ。

hrくん

hrくん

俺は上見上げられません…/////

ur

若いなぁ、かわいいわ。

ur

こちとら8年間もぐだぐだ見せられてたからなぁ

ur

ったくやっと…

ur

胸が詰まる。 なんでだよ。

hrくん

先生、失礼ですが

hrくん

のあさんのこと…

ur

野暮なこと聞かないでくれって

ur

オレはただ二人を影ながら応援する者だよ。

ur

若頭は?迷子か?

この話題はあまりしたくないので 若頭の名前を出した。

hrくん

いえ先生キャッチする前に呼び出したので

hrくん

そろそろくると思います。

hrくん

hrくん

先生、桃虹組はどうなると思います?

ur

ヒロくんの声のトーンが落ちた。 不安に駆られている声だ。

hrくん

組の空気が良くありません。
なおきりさんたちは喋ってくれなくて…

hrくん

俺に出来ることはないんですかね。
歯痒いですよ、正直

ur

…ヒロくんは若頭を守ることだけ考えればいいよ。

ur

たぶんそこに全て直結するから。

これから先の仮定を話す必要はない。 いまから不安にさせても仕方がない。

yanくん

…っおい!ねえさんは!?どこいた!?じゃぱぱがいたって!?

yanくん

先生降って来たってどゆこと!?

yanくん

先生生きてるし!大丈夫なの!?!?

ur

hrくん

ヒロくんとしっとり語ってたのに 嵐の如く現れた誰かにぶち壊される。

hrくん

のあさんなら上に…

yanくん

上っ!?うえって…

ベチン!

ur

おおっと
お前にはまだ刺激が強い。

yanくん

いてぇ!

yanくん

!?!?…ふぐぐっ

hrくん

若頭静かに…

オレが目を塞いで ヒロくんが口を塞いだ。

訳がわからないゆあんくんは バタバタしている。

ur

…ヒロくん大変だな。

hrくん

ま、慣れてますし

hrくん

一応将来は組長補佐なもので。

yanくん

うぐうぐ

yanくん

んぐぐ

若頭は一生懸命に首を縦に振った。

ur

さぁ、二人とも祭りの続きに戻れ。
探し出してからあと5分で30分たっちまう。

ur

俺はのあさん回収しなきゃ

ur

そろそろ邪魔しにいくわ

hrくん

hrくん

邪魔する元気があるんですね。

ur

そうでもしないとやってらんねぇよ。

ヒロくんは鋭いな。

どこまで俺の複雑な心境が バレてんだか。

ur

若頭ー

ur

早く戻らないとシヴァさん飛んでくっぞ

yanくん

ぷっはぁ!

ur

るなが絡まれたらどうすんの。

yanくん

えぇっ!?やべっ怒られる!!

hrくん

えとさんいるから大丈夫だと思うけど…

ur

外から見たら女子二人だからな。
早よ戻った。

yanくん

とりあえず先生ねえさん頼んだよ!
ヒロくん戻ろ!!

hrくん

ちょあー!まって若頭!!

るなの単語出した途端 走ってったんだけど。

元気かよ。

hrくん

…先生

ur

ん?

hrくん

…キモチ、吐き出すのも一つの手ですよ。

ur

…へ?

hrくん

先生が潰れちゃいそうです。

hrくん

消化不良な顔してるじゃないですか。
…じゃ、また学校で!

ur

ur

ヒロくん恐るべし。

 

 

最初からわかってたはずなのに

ur

見上げれば未だ重なり合う影

これでよかったはずなのに

ur

ヒロくんに痛いとこ突かれたなぁ。

 

 

どうしてオレは

こんなに凹んでいるんだろうな。

 

 

この作品はいかがでしたか?

850

コメント

10

ユーザー

一人でガッツポーズしました✨

ユーザー

はあああああああ好きです好きです大好きです(?) 何でも読んじゃうひろくん最高かよ、、あと無理するうりりんは、個人的に超好こ!!!でも無理しないでね(なにいってんだろ?)楽しみにしてます!!書きたい時でいいので、頑張ってください〜!

ユーザー

投稿ありがとうございます✨️ 今回も最高でした、、✨️ 🦖さん、、あいかわらずイケメンすぎます💕 空から降ってきた🍪さんを受け止めるだなんて、、、💕 🐏くんもやってることはイケメンですね、、(笑) 🎸さん体張って🍪さんを投げるという発想が天才ですね👍️ めちゃめちゃおもしろかったです💕

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