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理奈
理奈
何も見えない…
ここはどこだろう
妹たちは?いるのかな?
床が硬い…寒い…
理奈!!
理奈
理奈!見える?
理奈
はぁ…やっぱりね
どうする
とりあえず立ち上がってもらいましょうか?
そうしましょう
理奈
起きたらそこは知らないところだった
真っ白で、孤独で…
起き上がりたかったけど
りんご
腕が1ミリたりとも動かなかった
りんご
りんご
目の前に扉がある
…ドアノブも何もない
りんご
…近づいてみて
りんご
ほんと危なかった…
かせき
白い部屋明らかに自室では無い
かせき
立ち上がろうとしたけど
かせき
足がピクリとも動かない
かせき
怪我した感じでもない
だけど動かないのだ
かせき
車椅子なんて日常で使うはずがない
さっさとドアに近づいて次の部屋に入った
きき
ここどこだよ!?って叫びたかった
なんか体力がない気だるい
ここから出ねぇと…
きき
…これ私か?
魂だけ乗り移ったんか?
きき
きき
だるそっ!心の中こんな元気なのに!
きき
このドアから出れるって訳では無かった
そこにいるのは寝ている義姉だった
くるみ
声が出ない!
慣れてるよ…うん…慣れてる…
お姉ちゃんいるし…大丈夫だよね!
え…いるよね?
くるみ
くるみ
もうほぼ揃ってるみたい
あれ?真ん中のって…
お姉ちゃんだ!
【続く】