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夏油傑の妹

第15話 - E p i s o d e 14

2024年03月09日

#呪術廻戦

a.mi

主

やっとテストが終わりました！

夏油○○

おつかれ

主

今回ほんとにやばいんですよ

夏油○○

まぁ頑張れ

主

ということで本編

夏油○○

すたーと

主

ちなみに今回は長めです！

伊地知さん

君たち年齢は？

美々子

15おぉ〜

伊地知さん

まだ子供じゃないですかいまなら引き返せます

伊地知さん

善悪の区別もついていないでしょう

菜々子

カッチーン

菜々子

美々子ぉアイツゲロムカつかねェ？

美々子

吊るす？菜々子

菜々子

アンタら知らないだろ

菜々子

地図にも載ってねぇー様なクソ田舎で呪術師がどういう扱いを受けてるか

菜々子

善悪そんなんアンタらで勝手にやってろし

菜々子

夏油様が言えば黒も白だし白も黒なんだよ

菜々子

私達はあの人が見据える世界を信じてる

菜々子

邪魔するヤツは

美々子

吊るしてやる!!

_____________________

夏油○○

……………

○○)夏油様かお兄ちゃんも変わっちゃったんだね

ﾊﾞｺｰﾝ

菜々子

はぁ!?

菜々子

ミゲル!?アンタ何してんの!?

ミゲル

見テ分レヨ!!

五条悟

しぶといな

ﾊﾞｧﾝｯ

五条悟

…………

悟)あの縄…珍しい呪いが編み込まれているなこっちの術式が乱される

ミゲル

モウ半分モ残ッテナイ……

ミゲル

コレ一本編ムノニ俺ノ国ノ術師ガ何十年カケテルト思ッテル!!

五条悟

知るか

五条悟

ボビーオロゴンみたいな話し方しやがって

ｽﾞｽﾞｽﾞ

呪霊

ﾊﾞｧｧ

五条悟

邪魔だ

ﾊﾞﾝｯ

伊地知さん

美々子

菜々子

伊地知さん

(やばい五条さんキレてる!!)

コレガ夏油ノ言ッテイタ ”無下限呪術師” 原子レベル二干渉スル緻密ナ呪力操作デ空間ヲ支配スル

ソレヲ可能二シテイルノガアノ目カ!! ノルママデアト10分弱……

ミゲル

死ンダラ祟ルゾ!!
夏油!!

㌧

夏油傑

生まれて初めての激情呪力が体に満ち満ちているね

夏油傑

身体能力の向上万能感五感が研ぎ澄ませれているだろう

夏油傑

烏合共では相手にならないね直に叩くとしようか

乙骨憂太

合わせろ里香

夏油傑

人は食物連鎖の頂点に立ち

夏油傑

更に高位の存在を夢想し『神』と呼んだ
おかしいと思わないか？

夏油傑

夢想せずとも我々呪術師がいるというのに

ｽｯ

ﾄﾞﾝｯ

夏油傑

結局非術師は自分より秀でた存在から目を背けたいだけなのさ

乙骨憂太

神になりたいなんて子供じみたいなこと言うなよ!!

夏油傑

論点がズレてるよ乙骨

ｽｯ

ﾄﾞﾝｯ

夏油傑

私が望むのは「啓蒙」ではない「選民」だよ

夏油傑

数が多いというだけで強者が弱者に埋もれ虐げられることもある

夏油傑

そういう猿共の厚顔ぶりが吐き気を催す程不快だと私は言っているんだ

里香ちゃん

優太優太あ”

乙骨憂太

大丈夫

乙骨憂太

慣れてきた

夏油傑

問答は終わりかい？

ﾊﾞｼｯ

里香ちゃん

あっ……

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

ﾄﾞﾝｯ

ﾎﾞｯ

夏油傑

ダメじゃないか急にそんな呪いを込めちゃ

夏油傑

器がもったいない悟に教わらなかったかい？

夏油傑

呪いは少しずつ……

ﾎﾞｺｯ

ｺﾞﾛ

夏油傑

…………やるじゃないか

乙骨憂太

分かんないよ！！！

乙骨憂太

高専以外の呪術師のことなんて知らないし！！

乙骨憂太

お前が正しいかなんて僕には分かんない！！

乙骨憂太

でも僕が皆の友だちでいるために

乙骨憂太

僕が！！

乙骨憂太

僕を！！生きてていいよって思えるように

乙骨憂太

オマエを殺さなくちゃならないんだ

夏油傑

自己中心的だね

夏油傑

逆に自己肯定が生きていく上でこれ以上に大事なこともないだろう

夏油傑

ならばこちらも全霊をもって君を殺す

夏油傑

もう質も量も妥協しない

夏油傑

知っているかい？特級を冠する人間は4人呪いだと16体存在する

ｽﾞｽﾞｽﾞ

夏油傑

それはその内の一体

夏油傑

特級仮想怨霊
「化身玉藻前」

夏油傑

更に私が今所有している4461体の呪いを1つにして君にぶつける

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

夏油傑

呪霊操術極ノ番

夏油傑

『うずまき』

夏油傑

乙骨憂太君が折本里香を使いこなす前に殺しに来て本当に良かった

乙骨憂太

………………

乙骨憂太

里香

里香ちゃん

なぁ

里香ちゃん

に

ｷﾞｭ

乙骨憂太

いつも守ってくれてありがとう僕を好きになってくれてありがとう

乙骨憂太

最期にもう一度力を貸して

乙骨憂太

コイツを止めたいんだその後はもう何もいらないから

乙骨憂太

僕の未来も心も体も全部里香にあげる

乙骨憂太

これからは本当にずっと一緒だよ

乙骨憂太

里香、愛してるよ

乙骨憂太

一緒に逝こう？

ﾁｭ

里香ちゃん

あ”っ……

里香ちゃん

あ”ぁ……

里香ちゃん

あああああああああぁぁぁああ

里香ちゃん

憂太！！！

里香ちゃん

憂太っあ”！！！！！

里香ちゃん

大大大大大大大大大大

里香ちゃん

大好きだよぉぉ！！！

自らを生贄とした呪力の制限解除!!

夏油傑

そうくるか女誑しめ!!

乙骨憂太

失礼だな

乙骨憂太

純愛だよ

夏油傑

ならばこちらは大義だ

ｽﾞﾝｯ

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

夏油傑

素晴らしい本当に素晴らしいよ

夏油傑

正に世界を変える力だ

夏油傑

里香さえあればせこせこ”呪い”を集める必要も無い

夏油傑

次だ次こそ手に入れる!!

ｻﾞｯ

夏油傑

！

夏油傑

遅かったじゃないか悟

五条悟

…………

夏油傑

君で詰むとはな

夏油傑

家族たちは無事かい？

五条悟

揃いも揃って逃げ果てたよ

五条悟

京都の方もお前の指示だろ

夏油傑

まぁね君と違って私は優しいんだ

夏油傑

あの二人を私にやられる前提で乙骨の起爆剤として送り込んだな

五条悟

そこは信用した

五条悟

オマエの様な主義の人間は若い術師を理由もなく殺さないと

夏油傑

ｸｯｸｯｸｯ

夏油傑

信用か

夏油傑

まだ私にそんなものを残していたのか

夏油傑

これ渡しておいてくれ

ﾊﾟｼｯ

五条悟

小学校もお前の仕業だったのか!!

夏油傑

まぁな

五条悟

呆れた奴だ

五条悟

傑、○○からだよ

お兄ちゃん私を呪術師の道に導いてくれてありがとうずっと大好きだよ

五条悟

だってよ

夏油傑

そうか……

夏油傑

○○に伝えて欲しいことがあるんだ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

夏油傑

ってね

五条悟

わかった

五条悟

何か言い残すことはあるか

夏油傑

………誰がなんて言おうと非術師は嫌いだ

夏油傑

でも別に高専の連中まで憎かったわけじゃない

夏油傑

ただこの世界では私は心の底から笑えなかった

五条悟

傑

五条悟

＿＿＿＿＿＿

五条悟

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

夏油傑

はっ(˙ ᗜ ˙)

夏油傑

最期くらい呪いの言葉を吐けよ

ﾊﾞｼｭ

夏油○○

悟

五条悟

○○戻ってきたんだ

夏油○○

うん

夏油○○

お兄ちゃんは…

五条悟

先に逝ったよ

夏油○○

そ、

五条悟

傑からだよ

お兄ちゃんとしてずっと見守ってるいるよ呪術師として後悔のないようにね

夏油○○

そっか伝えてくれてありがとう悟

夏油○○

……………

夏油○○

私部屋に戻るね^^

五条悟

わかった

禪院真希

おい憂太！！大丈夫か！？

狗巻棘

高菜！！

パンダ

しっかりしろ優太！！

乙骨憂太

皆……

ﾊﾞｯ

乙骨憂太

皆怪我……

乙骨憂太

真希さん、狗巻君……
ああっ！パンダくん腕治ってない！！

禪院真希

落ち着け全員今の憂太より元気だ

パンダ

俺の腕は2人と違って後でどうにでもなる

パンダ

助けてくれてありがとな

乙骨憂太

〜〜〜っ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

里香ちゃん

憂太

乙骨憂太

ごめん里香ちゃん
待たせたね

パンダ

？どーした憂太

乙骨憂太

Σ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ｷﾞｸｯ！

乙骨憂太

えーっと力を貸してもらう代わりに

乙骨憂太

里香ちゃんと同じ場所に逝く約束をですね…

禪院真希

オマエそれって死ぬってことじゃねーか！！

禪院真希

何考えてんだバカ！！

ｻﾞﾌｯ

乙骨憂太

え

乙骨憂太

里香ちゃん？

(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

五条悟

おめでとう解呪達成だね

1年ズ

誰？

五条悟

グッドルッキングガイ五条悟先生ダヨ〜

五条悟

以前憂太が立てた仮説面白いと思ってね家計の調査を依頼した

五条悟

里香の方は随分昔に終了してたけど憂太の方はザルにもいいとこだったからねそれで判明したんだけど

五条悟

君菅原道真の子孫だった

五条悟

超遠縁だけど僕の親戚！！！！

乙骨憂太

え、誰？

禪院真希

日本三第怨霊の一人

パンダ

超大物呪術師だ

狗巻棘

ツナ

五条悟

憂太が正しかった

五条悟

里香が君に呪いをかけたんじゃない君が里香に呪いをかけたんだ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

そうだあの時僕は里香ちゃんの死を拒んだ

五条悟

呪いをかけた側が主従制約を破棄したんだ

五条悟

かけられた側が罰を望んでいないのであれば解呪は完了だ

五条悟

ま、その姿をみれば分かりきったことだよね

乙骨憂太

全部僕のせいじゃないか

乙骨憂太

里香ちゃんをあんな姿にして
たくさんの人を傷つけて

乙骨憂太

僕が夏油に狙われたせいでみんなが死にかけた

乙骨憂太

全部…全部僕が……！

里香ちゃん

憂太ありがとう

里香ちゃん

時間もくれて

里香ちゃん

ずっとそばに置いてくれて

里香ちゃん

里香はこの6年間生きている時より幸せだったよ

里香ちゃん

バイバイ

里香ちゃん

元気でね

乙骨憂太

………うん

里香ちゃん

あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ？

里香ちゃん

またね

五条悟

今更だが夏油の件君に非はない

五条悟

憂太がいなくてもアイツは必ず高専ににきた

乙骨憂太

ですかね…

五条悟

それからコレ！

乙骨憂太

あっ学生書先生が拾ってくれてたんだ

五条悟

いや、僕じゃない

五条悟

僕の親友だよ

五条悟

たった一人のね

禪院真希

オラ憂太いつまで待たせんだ！！

禪院真希

行くぞ

乙骨憂太

夏油傑の妹

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