ひとりぼっちだった俺に

紫様と橙様がいます

理解のある方だけ、見てください

家

おれはひとりぼっち

両親は俺が5歳くらいのときに 事故で亡くなった

おれに弟がいたんだけど

みんな頭良くて王家のとこに 行っちゃった

ずーっとひとりぼっち

でも、生きてる

なんの意味もないけど

ただただ生きてる

だから、外には行ってない

でも、

おれは…

そろそろ限界なんだ

今日、夜

首をさ、

吊って

消えるから

この世界に

バイバイだ

夜

やっとこの時間が来た

首吊った後、

誰か見つけてくれるのかな?

1日後かな?

１ヶ月後かな?

それとも1年後?

まぁ、そんなのはどうでもいい

じゃあ、またね

この世界((

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

誰だよ、

こんなときに、！！

<にいちゃぁ〜

<俺たち弟だよぉ〜

<迎えに来たよぉ〜

あぁ、そうだったな

いつか絶対迎えに行く

って、言ってたな…

おれはいいから、幸せになって

って、言ったはずなのにな…

どうしてきたの?

<あーけーてー

<もしかして、寝ちゃったのかな?

早く帰ってくれ、

おれはお前らのとこには帰らん

もう辛いからさｯ

生きたくないんだよ

<あ、合鍵あるわ〜

ちっ…来んな、

はぁ…首吊りじゃなくて、

縄を奪われる

ナイフでﾀﾋんだ方が速かったかもね…

嬉しい…?

今なんてどうでもいいんだよ

5人で幸せになればいいものの

俺を含ませるなんて

幸せ、減るよ?

おれは弟ほど

優秀じゃない

そんな俺がお前らと一緒にいて

いいんだろうか…

あんな約束なんて

忘れてしまえば良かったのに

どうして覚えてるんだよ、、

ちょ、、

その瞳は"諦めない"を

示していた(?)