妃都美
多分っていうか絶対なんですけど
妃都美
多分三途さん私のこと嫌いなんですよ
蘭
なんでそう思うんだ?
妃都美
関東卍會にいた時私にだけ無理な任務をさせられていたかです。
妃都美
多分三途さん的私はいらない存在なんですよ
妃都美
そのせいで私の体は全身傷だらけなんですよ
蘭
だから夏だろうか長袖でタイツ履いてるってこと?
妃都美
そうです
妃都美
三途さんにバレないようにしてるんですよ
蘭
暑くねぇわけ?
妃都美
10年以上生活してたら慣れますよ
蘭
お前三途のこと嫌いじゃねぇの?
妃都美
嫌いだったら私三途さんのこと殺してます。
蘭
じゃあ好きってこと?
妃都美
まぁそうですね
蘭
即答かよ
蘭
どういうとこが好きなわけ
妃都美
なんか話が恋バナみたいになってません?
蘭
いいじゃん
蘭
俺恋バナ好き
妃都美
どこがって言ってもなんかほっとけないって感じですかね
蘭
ほっといたらあいつ多分死んでると思うわ
妃都美
私も思います
蘭
他になんか言うことねぇわけ?
妃都美
昔の私の話ですか?
蘭
そうそう
蘭
今思ったけどお前さ顔は何もなってねぇよな?
妃都美
女だから顔だけは避けてやるみたいな奴が大半でしたからね
妃都美
言う事あるって言われても
妃都美
ちょっとした痣が残ることは日常茶飯事なんですけど
妃都美
一つだけ大きな事件がありましたね
蘭
大きな事件ってどんなこと?
妃都美
あれはいつだったかな?
妃都美
ある抗争の前に私1人だけで敵の所にスパイに行った時の話で