芽依
主
芽依
主
芽依
芽依
主
主
芽依
𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠!
私には、似ても似つかわしくない、双子の妹がいる。
芽依
由依
芽依
器量よし。
由依
芽依
スタイルよし。
由依
芽依
気遣いができて。
由依
芽依
誰もが、理想とする女の子そのものの私の妹。
芽依
芽依
由依
由依
芽依
鼻歌を歌いながら、部屋を出ていった由依。
誰もが理想とする女の子の、姉である私。
顔も、声も、そっくりだけど。
決定的な違いがある。
それは___
雨の日は嫌いだ。
私の心を表しているみたいだから。
由依
芽依
隣で傘をさして、呟いた由依。それすら、絵になっている。
涼真
由依
幼馴染の涼真が近づいてきた。
由依
涼真
欠伸をしながら、だるそうに答えた涼真。
ふいに、突然私の肩を叩いた。
芽依
涼真
芽依
なんでそんなこと聞くんだろう。
由依
涼真
涼真
由依
2人が喋り始めたので、私は歩くスピードを早めた。
これ以上、負の感情が心に広がらないように。
芽依
1人の空間が1番落ち着く。
“私”が“私”でいられる時間だから。
芽依
由依はいいな。
だって、自分のままでいられるもの。
気なんか、使ったことないんでしょ?
芽依
芽依
だめだ(*`Д´)ノ
今日は1人でも悪いことばっか考えちゃう。
芽依
足を1歩踏み出した時だった。
芽依
体のバランスが崩れる。
芽依
芽依
コメント
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楽しんでくれたら幸いです。