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青
桃
僕は急いで自転車をこぐ
人通りのない裏道を自転車で走り抜ける
青
そんなことを思っていると赤信号になってしまった
仕方なく自転車を止めたけど 車も人も通っていない家は通ってしまって言いもする でもそれ立派な信号無視だからやめた
人通りが少ないくせにここの信号は待ち時間が長い
でも、ここはずっと走りやすいからよく利用している
会えてマイナス点を言うとすれば 夜、裏道を通るのはちょっと危ないという点だ
街灯がない上に夜のお店のキャッチが盛んだったりする
僕は信号が青になるまでぼーっと当たりを見回していた
青
青
外壁に隠れてなにか口論をしているように見える
後ろ姿だから顔は確認出来ない
唯一分かるのは男の人は黒い服を着ていて、スタイルがいいこと
青
僕は、見えないから身を乗り出して2人のことを凝視した
その瞬間、ピンク頭の女の人が抱きついた
でも、男の人は抱きつかれても何も思わないのか 抱き返すわけでもなく ただ動かず立っていた
？
青
僕は心臓が飛び出るほどびっくりして 顔も確認しないまま全速力で自転車を漕いだ
赤
僕が今朝のことについて話していると あまりの興味がないのかずっとスマホをいじっている
赤
赤
赤
不倫と聞いて逆に僕はなんだか大人な話に着いて行けなくなって黙り込んでしまった
桃
青
青
青
僕はびっくりした
桃くんの顔はすごく青ざめていて 疲れているような感じがしたから
青
桃
桃くんが横を通った瞬間香水の匂いがした
鼻を刺す様な甘い香りはあきらかに女性のものだろう
桃くんはそんな僕に気づいたのか あるいは心を読んだのか 一瞬悲しそうな顔をした
桃
桃
青
青
桃くんはびっくりしたように僕を見た
僕が声を上げた理由は桃くんのバッグの中身だった
今朝見た人が来ていた黒シャツにそっくりだったから
シャツにの視線に気づいたからか、桃くんは不思議そうに尋ねてきた
桃
桃
そう聞くということは今はオフなんだろう
少し安心.....、でも、どう答えたらいいのか分からない
青
赤
赤
青
青
青
青
僕が口塞いだ時はもう時すでに遅しだった
良く考えれば、朝見たのは桃くんだったのかもしれない
だって、...っ
だって、あの道は、桃くんが働いてる店と近いし、
今思うと、あの髪型は桃くんと似ている
それに、パリッとした黒いシャツは、今朝見た男の人と似ている...
今朝の男の人と何点も一致する部分があった
青
桃
気まずい気持ちで桃くんを見上げると
彼は心を読んだのか、
なにか納得したように苦笑いしていた...
桃
青
青
赤
青
後ろを振り向いた時にはもう桃くんは移動していて
そこにはもう居なかった...
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩2000
お久しぶりの投稿でごめん🙇♀️
なるべく早く投稿できるようにする😭
コメント
1件
久しぶりの投稿嬉しかったぁー！ 相変わらず最高すぎ！ 続き楽しみ«٩(*´ ꒳ `*)۶»ﾜｸﾜｸ
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