異空人

2054年

世界には100人の超能力者がいた

始まりは2037年

日本で超能力が使える人が 発見された

最初は世界中から フェイクだと思われていたが その7ヶ月後にロシアで2人 アメリカで1人 翌年にはエジプトで3人発見されて その内容を認めざるを得なくなった

そして、次々と超能力者が発見された

世間は世紀の大発見とか 超能力は危険な存在だとか 大騒ぎした

2039年に国際連合が 国際超能力管理機関(ISM)を設立した

その翌年にISMが 全世界共通の 超能力者についての法律が作られた

この法律を噛み砕いて説明すると

・超能力者の人権は保証する ・超能力者であることを 世間に公表するかは自己に任せる ・超能力を悪用してはいけない

という感じである

2046年には 超能力を弱める機械が発明された

これによって超能力の犯罪は 98.8%減った

次第に超能力は 世間では当たり前の存在となり 皆、普通の日常を取り戻しつつあった

しかし、2054年

あってはならないことが起きてしまった…

キーンコーンカーンコーン

そうして俺たちは足早に教室を出て行った

ここはよく俺たちが通っているカフェだ

落ち着いた店内が 俺たちの好みにあっていて とても気に入っている

そうそう自己紹介を忘れていた

僕の名前は黒田雄一郎

そんでもう一人は俺の親友 松田慶介だ

あと、教室で怒鳴っていた女子は 俺の幼馴染み 加藤奏だ

普通の日常に見える毎日

しかし

実は俺には誰にも言っていない秘密がある

それは……

国際超能力管理機関

カタカタカタ

カタン

アップデート中……

1.名前　アルフレッド・ジョニー　 2.……　

………27.名前　キム・パク

28.名前

黒木雄一郎