カッ カッ カッ カッ
小気味の良い音が博麗神社に響いた。
魔理沙
...まだ、美夢は鍛練を続けているのか?
霊夢
...えぇ
魔理沙
本当に、伝えなくていいのか?
霊夢
...分からないわ
霊夢
伝えるべきなのかもしれないし、伝えない方が良いのかもしれない
魔理沙
...そうか
美夢
あれ?魔理沙、来てたんだ
魔理沙
よっ!お邪魔してるぜ
魔理沙
じゃ、中入ろうぜ
霊夢
あんたが言うことじゃないでしょ
魔理沙
まあまあ、細かいことは置いといて
霊夢
そういえば、美夢
美夢
ん?何?霊夢
霊夢
まだ鍛練を続ける気なの?
魔理沙
.....っ 霊夢!
美夢
...続けるよ
美夢
だって、そうでもしないと一生出来損ないのままでしょ
美夢には、能力がない。
...ことになっている。
本当は、能力がある。だが、博麗家はその事を隠してきた。
ただ、能力が危険だった。それだけの事だ。
紫
霊夢、魔理沙。仕事よ。異変解決に行ってもらうわ
霊夢
...紫、急に出てこないで
魔理沙
で、その異変ってのは?
紫
最近、〈人喰い鬼〉が幻想郷に出没するようになっているのよ
美夢
〈人喰い鬼〉って...萃香さんですか?
紫
まさか。外の世界からよ
三人
...!
霊夢
で、その元凶を滅ぼしてこい、と
紫
えぇ、そうよ。話が早くて助かるわ
美夢
...じゃあ、今回も私はお留守番ですね
美夢
私が行っても、足手纏いになるだけですし
魔理沙
...っ
これは、魔理沙の記憶
霊夢
はい、私の勝ち~
魔理沙
クソッ、次は勝つ!
これは、十年前のあの日。
私と美夢が出会った日。
美夢
(...霊夢も、あの金髪の人も凄いな...)
魔理沙
...あれ?あの遠くで私達を見てる奴、誰だ?
霊夢
あぁ、あの子は私の従妹よ。と言っても、能力はないけどね
魔理沙
へぇ、お前の従妹なのか。
魔理沙
(ちょっと話しかけてくるか)
ただ、興味を持った。話しかけた理由はそれたけだった。
魔理沙
なぁ、お前も一緒に遊ぼうぜ
美夢
...え?
美夢
いいの?
魔理沙
良いに決まってるじゃねぇか。変なこと聞く奴だな~
魔理沙
あ、そうだ、お前、名前は?
美夢
...美夢
魔理沙
良い名前だな。さ、来いよ
美夢
...うん!
美夢
そういえば、貴女の名前は?
魔理沙
私は霧雨魔理沙だ。
美夢
君も、良い名前だね
魔理沙
へへ、そうだろ
霊夢
魔理沙~、美夢も来たら~?
魔理沙
おう、ちょっと待ってくれ~
魔理沙
ほら、行こうぜ
美夢
...うん!
美夢
...魔理沙
魔理沙
何だ?
美夢
ありがとう
魔理沙
...?
あの時、美夢は『ありがとう』と言った。
私は、その意味がわからなかった。
でも、今は知ってる
魔理沙
(美夢は、ずっと孤独だったんだな)
美夢
私なんて、いない方がいいてすもんね
紫
いいえ、今回は美夢も一緒に来てもらうわ
美夢
...えっ?
美夢
私は能力もないんですよ?妖精とすら戦ったことないんですよ?
紫
...今まで、隠してごめんなさい。
紫
美夢は、どんな妖怪でも倒してしまうような能力を持っているのよ
美夢
......えっ?
筆者
一話から凄い長くなってしまった...
筆者
これぐらい長くても大丈夫ですかね?
筆者
まあとりあえず、今日はこのぐらいで
筆者
ノシ!(アベル&アテネchannel様参照)






