高校1年生 冬
辺りはいつのまにか暗くなり、
同じ景色が続く。
そんな日に考えること、それは
才能が欲しい、天才になりたい。
そんな事ばかり。
分かってるよ
欲張りでしかないって
恵まれすぎると
高望みしてしまうんだ…
きっと。
でも
そんな事より一番は…
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この子は名希(なの) 同級生だ。
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この少女には親はいるものの、 ずっと放置されていて
両親からは
「お前は本当に恵まれている」
「だから、文句なんか言わず 良い子でいるんだぞ」
と言われている。
名前は元々付けられていたが
いつの間にか忘れていて
本当の名前は覚えていない。
だから、自分で改名した。
その名は望(のぞみ)。
苗字は父親のパスポートに 書かれていたもので知った。
ある日の学校の帰り、
何故かは分からないけど
バスケを無性にやりたくなった。
ダッダッ
ドン
だんだん体の 体温が高くなっているのが分かる。
辺りにシュートの音が鳴り響いて
バスケをやる自分が
かっこいいとまで思えてきた。
だけど望がシュートを決めても
褒めの言葉はどこからも聞こえない。
いるのは彼女だけ。
そんなことを考えていたら
どこかからか 足音が近づいてきた。
??
??
望
聖哉
望
??
望
望
望
望
聖哉
聖哉
聖哉
聖哉
望
望
望達は 思う存分バスケを楽しんだ。
時間を忘れ、いつの間にか 時計の針は8時を指していた。
望
聖哉
聖哉
望
望
望
望
聖哉
聖哉
望
聖哉
聖哉
望
望
望
望
望
望
タタッ...
聖哉
聖哉
コメント
5件
Nemi さ ん ! こ っ ち の ア カ ウ ン ト で も よ ろ し く お 願 い し ま す !
めっちゃ面白い!