〇〇
ふぁ〜〜…ねむ。明日も早いしそろそろ寝よ…
〇〇
(類…?ほんとにこんな夜遅くになに…って明日…?)
〇〇
ふぁ〜〜…やば…めちゃめちゃ眠い…確か今日は類と一緒に学校に行くんだっけ…?
〇〇
えっーと…そこの表通りの角で待ち合わせだよね…
〇〇
………………支度するかぁ
〇〇
うっわ……時間ギリギリ…類来てるかな…
〇〇
あっ…類〜〜っ!!
〇〇が手を振りながら類に駆け寄る
神代類
おや、時間ピッタリじゃないか。おはよう。
〇〇
えっ!?うそ、ちょっと過ぎちゃったと思ってた…まぁ、間に合ったならいいけどさ
神代類
〇〇くん、またお願い事になってしまうんだけれどもし良ければ聞いてくれるかい?
〇〇
え?お願い?別に聞くくらいはできるけど…
神代類
ふふ、ありがとう。それじゃあ早速なんだけれど…
神代類
はい、これ。
〇〇
え?これ…チケット?
神代類
あぁ。僕達がショーをやっているってことは前話したと思うんだけれど、そのショーの公演チケットさ。
神代類
来週末にフェニックスワンダーランドで公演するから〇〇くんも良かったらどうかな、と思ってね。無理にとは言わないけれど…どうかい?
〇〇
……!うん…!行く!ありがとう…!類!
神代類
フフ、喜んで貰えて光栄だね。こちらこそ感謝するよ
?
む?そこにいるのはもしや…
神代類
おや?
天馬司
やはり類か!!
神代類
やっぱり司くんだったねぇ。朝から随分と元気じゃないか、すぐ分かったよ。
天馬司
…?それは良い意味で、だよな?
神代類
フフ、さあそれはどうかな
天馬司
なんだその反応はーッ!!!この天馬司を馬鹿にするんじゃないぞ!!
神代類
おやおや…何を言うんだい司くん。馬鹿になどしていないよ
天馬司
本当か…?それなら別にいいが…
〇〇
えっーと天馬司…天馬司?あぁー!類と良く変人として扱われてる隣のクラスの!!
天馬司
随分イメージの悪い覚え方をされているようだな…それで類、この子は誰なんだ?
神代類
司くんにはまだ紹介していなかったようだね。この子は僕のクライスメイトかつ友達で仲良くさせてもらっている〇〇くんだよ。
〇〇
あぁ、えっーと類と仲良くさせて貰ってます、〇〇です、よろしくお願いします…!
天馬司
あぁ!オレは天馬司だ!未来のスターとして覚えておくがいい!
〇〇
あ、天馬さんのことは類からよく聞いているし学校でも話題になりがちなので知っております!!
天馬司
おぉ…!オレの知名度はもうそこまで広まっているのか…!!ハーハッハッ!!そうかそうか!
天馬司
あとオレのことは「司」とでも呼んでくれ!あと類の仲のいい友達だからな!タメ口で構わんぞ!
〇〇
…分かった!えっとじゃあよろしく司!
神代類
ふふ、司くんと〇〇くんが仲良くなってくれて僕も嬉しいよ
天馬司
あっー!!!!!!!!
〇〇
え?どうしたの
天馬司
時間が…時間が!!このままでは全員遅刻だ!!走るぞお前ら!!!!
〇〇
えっ…えっ〜!?!?