いよいよ誕生日当日
色んな人たちのアドバイスを参考に
えとさんにとって
最高の誕生日になるように
彼氏として全力を尽くす!
あ、
うりのアドバイスはもちろん無視で
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ゆあん
えと
えと
ゆあん
手を繋いで
電車で目的地へ向かう
まずはのあさんからのアドバイス
「普通にデート」
はるか先輩たちが言ってた
秋服などを
のんびり見て回る
ちなみに
るなからの
「日付が変わって一番に おめでとうを言う」
は、 しっかり実行済みだ
ゆあん
えと
えと
えと
ゆあん
服もだけど
試着室から
恥ずかしそうに出てくるえとさんが
ゆあん
えと
試着室に逃げ帰ってしまった
お昼は
ちょっとだけ背伸びして
オシャレな雰囲気の店に入った
横並びの席に座る
るなからの
「いっぱい好きって言う」
を実行するためだ
近くないとさすがに恥ずかしい
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
口の横にソースがついてる
指で拭って
そのまま俺の口に運ぶ
ゆあん
えと
えとさんが真っ赤になる
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
えと
えと
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
夜はメンバーでお祝いだった
解散した後に
俺の部屋に呼び出す
えと
ぽすっと
ベッドに腰掛ける
俺もその隣に座る
ゆあん
ゆあん
はるか先輩たちから聞いた
香水をプレゼントに選んだ
ころんとした小瓶で
えとさんに似合いそうな
柑橘系の爽やかな香りだ
えと
えと
えとさんの目が輝く
ゆあん
えと
えと
えと
ゆあん
えとさんが
腕の内側に香水を付け
それを擦り合わせてから
耳の後ろに付ける
その仕草が
色っぽくて
無意識に体が動いていた
えとさんの腕を掴み
耳の後ろから外して
その空いたところに
俺の顔を近づける
耳の後ろに
顔を寄せ
ゆあん
ゆあん
えと
初めて聞く
えとさんの甘い声
体の中心が熱くなる
ハードルが高いと思っていた
「特別な呼び方」
が、今なら自然と出る
ゆあん
ゆあん
えと
耳元で囁かれて
えとさんがふるっと震える
ダメだ
止められない
噛み付くようにキスをする
えと
驚いたえとさんの
わずかに空いた口に
舌を差し込む
えと
合間に聞こえる
えとさんから漏れる吐息に
理性が焼き切れる
その直前
頭の中に
うりの言葉が蘇る
「いい雰囲気になったら押し倒す」
はっと我にかえると
目の前には
ベッドに押し倒された状態の
涙目のえとさんがいた
ゆあん
ゆあん
慌ててえとさんの上からどく
えと
えと
えと
えと
えと
ゆあん
えと
目を合わせず
早口で部屋を出て行った
ゆあん
ゆあん
コメント
6件
あ、ゆあんくん…ドンマイ…だ、大丈夫だよ…!!!