テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
禮亞@不在
11
ミンミンゼミ
121
5
名前を聞かないでくれ。
名前を聞かないでくれ。
太宰治
中原中也
名前を聞かないでくれ。
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
暗い。深夜。
太宰治
体が重い。また前と同じ夢。
太宰治
いつからか....いつもいつも同じ夢を見るようになった
最悪だ。
よりによってあの馬鹿狗がでてくるなんて。
太宰治
最近は寝不足だ。
自分でも実感できるようになってきた。
今日もまた重い体を無理やり起こして用意をする。
太宰治
朝はいつもこの調子。
鎮痛剤が手放せなくなっていた。
吐き気。頭痛。
いつもこの二つが襲ってくる。
誰にも言っていない。
けど気づかれるのも時間の問題。
太宰治
マフィアにつくまえに...入水でもしようか。
朝日が昇り始めていた。
いつものように。
変わらぬように。
飛び込んだ。
いつも水の中で考える。
集中する。
なぜいつもあの夢を見るのか。
なぜ中也がでてくるのか。
なぜ一部聞こえないところがあるのか。
考える。考える。
太宰治
太宰治
道の真ん中で大の字に倒れ込んでいた。
周りの視線が痛い。
太宰治
また重い体を起こした。
太宰治
視線が痛い。
また....同じ毎日を繰り返す。
コメント
1件
ああ、これ、すごく刺さる……。太宰の体の重さとか鎮痛剤が手放せない感じ、朝の吐き気と頭痛が生々しくて読んでて胸が締め付けられた。“視線が痛い”ってタイトルが、ただの比喩じゃなくて彼の孤独そのものになってるのが良いんだよな。中也が夢に出てくるのも気になるし、続きどうなるのかめちゃくちゃ知りたい! 作者さんお疲れさまです🔥