僕が僕で居られるように…。

すたーと！

通報× パクリ× 参考△ (する場合にはお知らせください。) 似たような作品があっても、決してパクってはいません。 下手くそ⚠

それからは観光気分だった。

友達…？ふふっ。友達か！嬉しいな…！

おとなっぽい！かっこいい…！ 親とも違う初めて話す世代の人…。 だけど不思議と話しやすい！これが友達ってやつか！

と、思ってたんだけど…。

カラオケにて…。

マイク片手にウィンクをかましてる…。

私は狭い個室の中で2号にどん引きしていた…。さっきまで頭の良さそうなおとなっぽい人だったよね？だったよね？

2号は残念そうに歌い始める。2番はイケブォで歌う歌詞なんだけど…。

いやいや！上手い！パートで歌い分けてるし……。これ…歌唱力高くね…？

あれ？今一瞬シリアルな空気になっちゃった？ 言葉に詰まったけど2号はすぐに話し始めた。

2号はウーロン茶飲み始めた。

カラオケルームから出てエレベーターを降りて受付に着く頃にはもう別人スイッチ切れたみたいだ。 2号はおとなっぽい2号に戻っていた。

受付のお兄さんが料金を口にすると2号は、本革っぽいバッグからサッとお財布を取りだした。

そう言って2号がカードケースを開いた。その時……

カードケースが床に落ちちゃった。 中に入っていた何枚かのカードも勢いで床に広がる。

少しはお手伝いしなきゃ。お財布で手が塞がっている2号に変わってカードを回収する。1枚ずつ地面から拾って、ケースに詰めている最中…手が止まった。

ん？これって…。

僕の肩の後ろから腕がにゅっと伸びてカードケースが回収されちゃった。 支払いは終わったみたい。

さくとは、まぢかるりくの取材歌を歌ってる声の機会の名前だ。似てると言えば…ボーカロイドの初音ミク的な？

キラキラ金色に光るカードですごい豪華な感じがした。

知ってるのは、ゲーセンに配置されている難しそうなやつだけだけど。

ぴんときた。

こんな時こそスマホの出番だよ！街の名前と｢さく音ゲー｣と調べると置いてあるゲーセンがすぐに見つかった。

2号は腕時計をちらっと確認する。

スケジュールを相談して、テスト開けたらまた遊ぼって決めた。本当に普通の友達っぽいやりとり。嬉しい。楽しい…！

僕はすっかり2号と別れたくないって思うくらいに心を開いちゃってた。 でも楽しい時間はそろそろ終わる。

覚悟を決めてぼくは、話しかけた。

すこし考えて僕はぶんぶん首を横に振った。

こうやってざっくりほめて来るから2号はずるい。ほっぺたがほてりそうなので反撃してやる！

顔色も変えずに、さらりと受け流す2号。うー、悔しい。 2号は確かめるみたいにゆっくりという。

ふわーと、胸が暖かくなった。やっぱり2号は僕を友達だと思ってくれている。 りくしか勝団だから、仲間になれる。おなじ目線でりくが好きな仲間でいられる。 そうゆうことなんだ。

こうゆう関係がズット続いたらいいなって思った。