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主
主
主
主
主
亜白ミナ
そう言われた時すごく嬉しかった
こんな私を認めてくれているような気がしたから
霞
霞
お礼を言おうとしたら
ブシャッ
霞
右目から血が出てきた
私は一瞬状況を理解できなかった
亜白ミナ
保科宗四郎
亜白ミナ
霞
私は右目を手で隠していった
亜白ミナ
霞
霞
今の私は立つことだけでも精一杯だった
霞
霞
霞
霞
霞
武器も落として倒れそうになっている私を
保科副隊長が全力で走ってきて支えてくれた
保科宗四郎
霞
保科宗四郎
ここで私の意識は途絶えた
子供の頃
私たちは魔法が使えると言うだけでそれ以外は普通の一般人と変わらなかった
子供の頃の霞
お母さん
子供の頃の霞
お母さん
子供の頃の霞
お父さん
子供の頃の霞
お父さん
お母さん
お父さん
お父さん
子供の頃の霞
この日もいつものような家族みんなで楽しんでいた
しかしそこに怪獣が現れた
中型怪獣
怪獣は私たちの家をこれでもかというほどに破壊した
その時、瓦礫などが私たちの上に降ってきた
お父さん
そう言ってお父さんは私たちも強く押した
後ろを振り向くとたくさんの瓦礫があるだけでお父さんの姿は見えなかった
お母さん
子供の頃の霞
お母さん
お母さん
お母さん
そう言ってお母さんは付近にある大きな魔導書を私に渡してきた
お母さん
お母さん
子供の頃の霞
お母さん
お母さん
子供の頃の霞
子供の頃の霞
お母さん
お母さん
子供の頃の霞
子供の頃の霞
子供の頃の霞
お母さん
子供の頃の霞
お母さん
そう言われたので近づくとお母さんは私を強く抱きしめてくれた
お母さん
お母さん
お母さん
そう言ってお母さんは私を離した
お母さん
子供の頃の霞
子供の頃の霞
お母さん
この時の私は大好きと言うことしか出来なかった
私はひたすら走った
お母さん
後ろにいたはずのお母さんの声がどんどん遠のいていった
しばらく走って後ろを振り向くと
怪獣に捕まれ食べられそうになっているお母さんがいた
子供の頃の霞
お母さん
その瞬間お母さんは怪獣に喰われた
私の家族は怪獣に壊された
私は暗い空間にいた
霞
霞
そういい辺りを見回すとお母さんとお父さんがいた
霞
私は2人のところへ向かおうとした
お母さん
霞
私は体を止めてしまった
お母さん
霞
お父さん
霞
お母さん
お父さん
2人はこんなこといわないって
わかっているのに
その言葉は私の体に一つ一つ穴を開けていった
"酷い"
"最低"
"無能"
霞
霞
目を覚ますと病院にいた
起きてすぐ視界がいつもより狭いと感じ右目を触ると眼帯がついていた
霞
霞
霞
そう思い窓を開けて病院から出ようとしたら
保科宗四郎
タイミングよく保科副隊長がお見舞いに来てしまった
主
主
主
主
主