TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

⚠注意⚠ これはmmmrの二次創作作品です。 以下の要素を含みます。

・ほんのりcp ・モブの登場 ・暴力的描写

それではスタートです。

私は猟師の家系の子に産まれた。

なんといっても父と母は美男美女だった。

父の黒の髪は白い肌と緑色の目にとても合う。

母の赤毛と青の目は、この世界で多分一番美しい。

そんな父と母のいいところばかりを受け継いだのが私、ってとこでしょうか。

それまでは家族睦まじく共に過ごしていました。

しかし、いつの間にか突然変異で人外の子になったようでしたが、 黒髪が紺色に、青い目は少し明るくなったぐらいで、私も家族も気が付きませんでした。

ある日、私が11歳の誕生日のときに事件は起こりました。

mm

ただいまー!

 

ただいま!

 

あら、おかえり!

 

mm、どんな誕生日プレゼントを買って貰ったの?

mm

これ!

 

…????

 

いやぁ、私にもよく分からない。
多分短すぎる靴下と手袋って感じだろう。

 

そうなの!

mm

かっこ可愛いから買って貰った

 

ふふふ、mmのセンスはお母さんもついて行けないや

 

それ付けるか?

mm

うん!勿論

 

…ほんとにそれはなに?

mm

分からない

 

はいはい、今日はmmの誕生日だから、ご馳走つくったよ

そんな他愛のない、家族としての会話を交わしていた時でした。

ダイニングへいった母の悲鳴が聞こえました。

 

ど、どうした!大丈夫か!

 

ま、窓…窓からぁ…

母が震える手で指差す方向には、空いていた窓から入ってきた…よく分からないモノ。

なんだろう…魂?蒼白く光っている魂と、骸骨

まるで誰かを迎えに来たかのように…

 

なんだこれは!

 

シッシッ!

mm

お、お父さん…

 

うーん、払いのけても駄目だな…

 

ま、まずなによこれ…まさか『バケモノ』…!?

 

落ち着いて。そんなわけ無い。

mm

『バケモノ』はもっと恐ろしい見た目なはず…

 

仕方ない、狩り用の網を持ってくるから。

父が倉庫に向かおうとした途端、玄関から物凄い音がしました。

 

動くな!アーケディア王国特殊部隊だ!

どうやらドアを突き破って来たみたいでした。

 

な、なんですかあなたたちは!

 

出て行け!帰れ!

mm

 

…『人外の子』だ、連れて行け

 

はいっ

 

や、やめてください!

 

此奴らは?

 

そうだな…匿っていたから、一緒に連れて行くか

 

何を言っているんだお前らは!

 

手を出すんじゃねぇ!死ね!

ここから、なんだか記憶が儚い。

ほわほわしている気分でした。

mm

…え?

気が付くと、そこは血の海でした。

これは…全部…私が…

血のついた手は震えていた。目の前のことが信じられなかった。

い、いやだ…こんなの…いやだいやだいやだいやだ

宙に浮いている気分でした。いいえ、浮いていました。

mm

う、嘘だ…私は…人間…『人外の子』なんかじゃ…

mm

『人外の子』じゃ…

mm

『人外の子』…

地面に力なく倒れ込んだ。 すると、霊魂と骸骨は慰めるように私にすり寄ってきた。

mm

やめて!来ないでッ!

___私は主様に仕えます。素敵なネクロマンサーの主様に仕えられて光栄です___

何処からか声がした。 声の主は霊魂だと分かるには時間はかからなかった。

私は、全てを投げ出していつの間にか森に来ていた。

でも、霊魂と骸骨は着いてくる。

私は父と母が大切にしていた、何かの動物の顔の骨を頭に。

涙が頬を伝ってくるのが分かった。

mm

…ッ…

『人外の子』の私は、この森で静かに生きて、静かに死ぬ。

心に決めていた… はずだった

「「…」」

mm

それで、upltが来てくれたおかげで、久しぶりに昔を思い出しました…

lt

…mmさん…

up

mm

いいんですよ、もう昔のことですから…

mm

さ!もう寝ましょう、あっちに洞窟があるので、そこで寝れば寒さはしのげるとは思いますよ

up

…うん、それがいい!

lt

私…めっちゃ薄着…

mm

upさん、上着を貸してあげてください

up

やだ

lt

は?

mm

はいはい、寝ますよー

十六ノ屍集えば夜が明ける

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

62

コメント

1

ユーザー

📢お知らせ📢 『十六ノ屍集えば夜が明ける』キャラクター資料を公開しました! 登場順に絵と一緒にキャラクター紹介を載せます。絵には訳あって上下に黒い隙間ができます。 かなり更新に時間掛かります。 是非そちらも合わせて、楽しんでいただきたいです😁☝

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚