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コメント
10件
クズ井だぁぁ!
最近、小説見る気になれなくて、どの方の小説にも手がつけられてなかったんですけど、主様の小説には、迷いもなく手が伸びてしまったんですが…笑笑 omr彡可哀想だけど、激かわ過ぎます。 超屑くらいが丁度いいのかもしれない wki彡の淡々とした感じが屑彼氏のそれ過ぎて、めっちゃ刺さる、 omr彡のおどおどした感じと、疑問符しか浮かんでないのに、結局wki彡の言うままに従ってるのがwki彡に堕ちてる感…最高
やばい本当にクズ井さん好きすぎる🫣リクエスト答えてくれてありがとうございます!続き楽しみにしといます!
大森は仕事を終えて 帰宅する
大森
まだ若井は帰ってきていない
大森は買い物袋を下ろす
大森
買い物袋の中には カレーを作るための具材が 揃っている
実は、今朝 若井がめずらしく甘えて来た
「今日の夜…もときの 作ったカレー食べたいな」
大森
大森
若井に上がり時間を聞いたら 20時くらいと言っていた
大森
大森
大森は早速カレー作りに 取り掛かった
ーーーーー
ーーー
40分ほどたった頃 大森はカレーを完成させた
十分に煮込んで 鍋の火を落とす
大森
大森は1口、味見をする
大森
カレーなんて人生で 2回程度しか作ったことがない
それが意外と成功して 大森は満足した
大森
ご飯も前もって炊いておいた あと10分で炊きあがる
大森
大森
大森はスマホを確認する まだ若井からの連絡はない
大森
大森
念の為にご飯を食べないで 帰ってきてと連絡している
だから勘づいているかも
大森
大森
大森はそわそわしながら 若井の帰宅を待った
ーーーー
ーー
それから40分ほどたった 時計が20時30分を指す
大森
大森はスマホをとって 若井に連絡しようか悩む
大森
大森
大森
しばらく考える いい言葉が思いつかない
大森
時間が経てば 若井から連絡が来るだろう
大森
若井の帰宅まで まだ時間がありそうなので お風呂に向かった
ーーーーー
ーー
大森は身体や髪を洗って 浴槽から出る
髪を拭きながら スマホを確認する
大森
時刻は21時15分を過ぎた
大森
今日、若井の仕事は テレビ収録のはずだ
大森
レコーディングと違って テレビの収録は 伸ばすにしても限度がある
大森
ー 21:18 ー
大森
大森
大森は悩んで これだけを送る
大森
本当はこんなことが 聞きたいんじゃない
大森
大森
ライン画面を見つめる
テレビ局にまだいるのか それともどっか遊びにでも 行ってるのか
それすら分からない
大森
大森
大森は頭を抱える
ピロッ
(スマホの通知音)
大森
大森はスマホを見る
ー 20:18 ー
大森
大森
ー ここから未読 ー
若井
若井
若井
大森
大森
末田というのは 番組プロデューサーの名前だ
凄腕でテレビ局から 期待されている
大森
スマホを操作する 末田の連絡先なら知っている
大森
大森は末田に電話をかけた
…………
……
末田
末田
大森
末田
大森
大森
末田
末田
末田
大森
大森
末田
末田
大森
末田
末田
大森
大森
末田
末田
大森
末田
末田
大森
末田
末田
大森
末田
末田
末田
大森
大森
末田
末田
大森
末田
大森
末田
末田
大森
末田
大森
末田
末田
大森
大森
大森は電話を切る
大森
本当は若井と一緒にいるが 末田が嘘をついている
そんな可能性はあるのだろうか
大森
単純に若井が言い訳に 末田の名前を出したのだろう
大森
若井へのLINEに打ち込む 「嘘だよね?」
大森はそれを送らずに消す
嫌われたくない
大森
頭の中に末田の言葉が響く
バンドはフロントマンの 調教の質で寿命が決まる
大森
大森
無神経な言葉に 怒りが湧く
大森
そう思っても妙な説得感に 大森の心は沈んでいった
ーーーーー
ーー
時刻が24時を回った頃 やっと若井が帰ってきた
玄関の鍵を開けて 入ってくる音がする
大森
こんな時でも 若井の帰宅が嬉しい自分に うんざりとする
若井がリビングの扉をあける
大森
大森
若井
若井が驚いて大森を見る
若井
大森
若井
若井
若井
大森
若井
大森
若井
若井
若井
大森
若井
大森
若井
若井
若井
若井
大森
大森
若井
大森
若井
若井が近づいて 大森の顔を覗き込む
大森
若井
若井
大森にも思う所は山ほどある つい睨みつけてしまう
若井
大森
若井の平手打ちが飛んでくる
大森
大森は少しよろける さらに、お腹に蹴りが入る
大森
大森はお腹を抱えて 座り込む
大森
大森
若井
若井
大森の肩を足裏で踏みつける そして床に叩きつけた
大森
大森が上向きに倒れる ガンっと床に頭が当たる
大森
頭を抱えて痛みに悶絶する
若井は 大森の腰の上に座る
若井
若井の指が大森の脇腹をなでる
大森
大森
若井は大森の シャツを脱がそうする
大森
若井の手を抑える
大森
若井
若井
大森
大森
若井の平手打ちが飛んでくる びりっとした痛みが走る
若井
大森
大森
大森は涙ぐむ 悪いのは若井なのに
若井
若井
若井
大森
若井
若井
大森
若井
大森
大森
大森
若井
大森
大森は俯く 若井が嘘をつくから
怒りを伝えたいのに 言葉にできない
若井
大森の髪を引っ張って 顔をあげさせる
大森
若井
若井
大森
若井
大森
大森
若井
若井
大森
大森
若井
若井
若井が寝室に向かおうとする
大森
若井の服を掴む
大森
若井
大森
若井
大森
大森は目眩がした なんで、そんな事が言えるんだろう
若井
若井
大森
若井
若井
大森をゴミを見るような目で 見下ろす
大森
若井
大森
大森
若井
若井がうざったそうに 頭を搔く
若井
若井
大森
心が締め付けられる 若井が何に怒っているのか 少しも理解できない
若井
若井
大森
大森
若井
大森
若井
大森
若井
若井は少し考えた後 台所に向かう
大森
若井
若井が鍋に入ったカレーを 見つける
大森
若井
大森
若井
大森
若井
大森
大森
若井
突然、若井はカレーの入った鍋を 床にたたきつけた
大きな音を立てて カレーと鍋が床に落ちる
大森
大森は唖然として カレーを見つめる
若井
大森の心がぐっと締め付けられる 頑張って作ったのに
食べて貰えず、褒められもしない 瞳から涙が零れる
大森
大森
若井
大森
若井
大森
涙を流しながら 床のカレーを見つめる
若井
若井
大森は震えながら 膝を折って、床に座る
大森
前かがみになって 床のカレーをペロッと舐めた
若井
若井
大森
大森
心が色んな悲しみで溢れる 寂しい、虚しい
大森
大森
耐えられず、泣き出す大森を 若井はただ見つめる
若井の手が大森の頭をなでる
若井
若井
大森
若井
若井
若井
大森
若井
大森
若井
大森
大森
若井
大森
若井
床に座る大森に 若井はキスをする
若井から微かに 知らない香りがした