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ぺいんと
目を開けると俺は知らない学校の知らない机に突っ伏して寝ていた
ぺいんと
此処にくる前のことを思い出そうとするがコレ以前の記憶がほとんど思い出せない
ぺいんと
その上どれだけ思い出そうとしても自分がぺいんとと呼ばれていることしか思い出せない
なぜこんなに記憶が曖昧なのかも自分の存在すらも確信が持てない
ぺいんと
ぺいんと
訳もわからず僕は取り敢えず教室を後にした
教室を出て適当にそこら辺を歩いているとケータイらしきものが落ちていることに気がついた
見覚えはないがそのケータイのパスワードは適当に数字を入れると解くことができた
ぺいんと
一つだけ入っているアプリを開いて見るとそのには数人の連絡先があるだけだった
しかしその全員の名前に目を通してみたが全員面識がない人たちばかりだった
ぺいんと
知らない人に連絡をするのは危険だと感じた僕はそっとケータイの電源を落としポケットの中にしまった
ぺいんと
ブー
ぺいんと
どうやら先程ポケットの中にしまったケータイのバイブが鳴ったようで僕はそのケータイを取り出した
ぺいんと
ホーム画面には先ほどの通知が残っておりメッセージが書いてあった
ぺいんと
押すつもりでは無かったのだが間違えてタップしてしまったことにより既読がついてしまった
メッセージを返そうと思ったが文字を打つ画面は無く一方通行でしか話せないようだった
ぺいんと
自分の持っている電子機器を投げ捨てようと思ったが物は大切にしないといけないのでやめておいた
ぺいんと
先ほどのメッセージの意味は理解できなかったがとにかく保健室に行けば何か手がかりがあることがわかったのでそこに向かって歩き始めた
ガラガラ
幸いにも自分がいた場所は保健室からさほど遠くない場所だったのですぐに着くことができた
ぺいんと
机には丁寧に書かれた一枚の紙が置いてあったので僕はそれを手に取って目を通した
無邪気な子供達は学校を彷徨い
空の悪魔は 貴方との飛行を楽しむ為に屋上へ
鬼は 6-2組にて貴方がくるのを心を躍らせ
金の亡者は音楽室で遊び
配信者は言葉を交わす為放送室に
グラウンドには 血塗れの教師がいるでしょう
1番初めに出会う人は特にお気を付けを
ぺいんと
少しだけこの紙に期待していた自分が馬鹿らしく思えるほど意味が分からない
しかし一応場所のことが書いてあるので紙は持っていくことにした
黒猫
白猫
黒猫
黒猫
ぺいんと
配信者
無邪気な女装の子供
空の悪魔
金の亡者
血塗れの教師
無邪気な子供
鬼
黒猫
白猫
白猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
黒猫
白猫
黒猫
コメント
20件
血まみれの教師と金の亡者に会いに行きたい．．
うわ〜！新連載とても面白そう！！ 1人だけ目的が違う……そういえば、金の亡者だけその世界線にぺんちゃんがいないな…狂った映画監督なのかな…？
やべぇ、、最後名前の意味がわかってｳｷﾞｬｱｱｱｳﾌｱｱｱってなりましたそして私は神作品を見つけてしまったようだとても楽しみです
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