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頭痛がする。
重い足取りで部屋へ向かう。
37.
37.
椅子に腰掛け、さっき貰った紙を見る。
37.
被験者の体など気にする素振りもない。
ただ、実験の効果だけを問われているアンケートだった。
37.
37.
37.
ひとつ深呼吸をしてから、 筆箱からペンを出し、
アンケートを解いた。
37.
窓の外は、
私の知らない世界。
何処までも緑なその森の奥には、
37.
研究所を出たいと思った事はある。
でも、出ようとは思わない。
だってそれは、不可能な事だから。
37.
一生実験体でもいいか。
37.
いつの間にか寝ていたようだ。
私はアンケートを持って、資料室へ向かった。
資料室には常に誰かがいる。
研究員
研究員
研究員
37.
37.
研究員
研究員
37.
37.
(アンケートを手渡す
研究員
37.
私は、軽くお辞儀をした。
研究員
37.
ぼんやり歩く。
37.
毎日実験させられて、
外を見ずに死んでいく。
外の世界がどんなに危険で、
私達の他に人間もいないような世界なのか、
37.
16番
イロが私を見つけて走ってくる。
37.
16番
16番
37.
イロは、私からネガティブな思考を消してくれる。
37.
16番
37.
37.
16番
16番
どどどーも
ゆるでっせ。
ゆる今日ばか胃痛い。
まじ吐きそう。死ぬ。🤮
じゃんね👋