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7,101
貴方は思ったことがないだろうか
あの子には"勝てない"と。
あの子こそが物語の主人公で、
ヒロインで
自分が脇役なんだって。
世界ははじめからキャラを決めていたかのように
脚本どうりに動いている
いつも自分は誰かをささえる役
相談に乗って、話を聞いて
主人公たちがうまくいくように
綺麗なエンディングを作り上げる
モブキャラだって
これはそんな世界線のお話
いやー、やっぱすげえよな、お前
それな!ムードメーカーじゃん!
それでイケメンとかずりぃ…笑
え!、ぶっちゃけ好きな人とかいるの?
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え!誰?!
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うわ、美男美女多いクラス笑
わかんねぇよ笑
初兎said
あと人は同じクラスの稲荷仏
いわゆる一軍所属で誰が見てもわかる陽キャ
僕みたいな陰キャにも優しくて
頭もいいし、運動もできる
友達は多いし、お金持ち
すべてが完璧な人
s.。o○
僕は物語で言うモブキャラ
主人公と同じクラスで
たまーにセリフがあって
体だけえがかれて顔はないやつ。
そんなやつは基本的に主人公に近づいてはならない
暗黙の掟だ。
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えー、なにお前彼奴に相談してんの?笑
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へー、真剣に聞いてくれるのはいいよな
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てか、有栖さんにまで話しかけてるとか、人脈広っ!
憧れる~、、
それな?すげぇよな普通に
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僕に声かけても
嫌われない、ぎゃくに好かれる
ほんとうの主人公タイプの人間だ
僕には100年近く遠そうなタイプだ
そして、
僕は最近恋愛相談を受けている
多分僕に相談する理由は一つ
僕に相談内容を話す友達がいないから
他の人に相談し、その内容が広がるということを恐れているのだろう
確かに、あれほど人気なら
好きな人が気になるという人は多数いるはず
好きな人がバレて愚痴愚痴言われるのが嫌なのだろう
人気すぎるのも、大変なものだな。
先生
先生
先生
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__応援してるよ。__
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応援なんてできない
できるわけ無いじゃん笑
だって僕も
"猫宮さんが好き。"
猫宮さんとは幼馴染。
今までずっと好きだった
わかってる。どーせ報われないって
猫宮さんからも恋愛相談を前に受けた
それは
稲荷仏さんが好き。という内容だった
両思いなんて、勝ち目がないことは分かっている
その二人は主人公とヒロインで。
モブキャラが手を出していい関係なんかじゃない
それでも、心の奥底で
二人の恋が報われてほしくないという気持ちがある
でも、勝てるわけがない
完璧な人間+両思い
報われないという末路になる方が珍しい
引かれたレールから、飛び出すことは許されない
その二人にとってのハッピーエンドを
支えて
祝う
それが、僕らモブキャラの仕事
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この子は乾ないこ
僕のもう一人の幼馴染で、
僕がモブキャラAとするなら
このこはモブキャラB
漫画の世界ではモブキャラ同士は仲良くすることができる。
それはきっとこういうこと
ないちゃんもクラスじゃ目立たなくて
大人しくてまじめで
僕と似たタイプ
きっとないちゃんもわかっているだろう
自分がメインキャラではないことぐらい
世界には3つのタイプしか存在しない
主人公・ヒロイン
サブキャラ
モブキャラ
これこそ、人生の上下関係と言われるものだ
僕らは最下級、
一番下だ。モブキャラには
それほど価値は存在しない
人生負け組と言われるものだ。
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諦めるかぁ、
僕なら諦めないけど。
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"付き合えたよっ!!!"
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表面上は祝福した
報われておめでとうって
嬉しいって
でも、心の底では祝福なんてしてなかった
でも、悲しくもなかった
それはきっと、自分が諦めているから
自分がモブキャラだということを理解しているから
自然と作り笑顔は保てた
自分が報われないとわかっていて
期待をする馬鹿はあまりいないでしょ?
その2ヶ月後
僕に
嬉しいお知らせが届いた
嬉しいのか、嬉しくないのか
よくわからないけど
自分が望んでいたことだった
それは…
__別れたんだよね。__
その衝撃的な7文字の文
突然告げられた
僕の好きな人から
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そう告げられた時
少し嬉しいと思うと同時に
ざまぁみろと思ってしまった
すべてが完璧な人が
一つ劣った行動を取ると
上下関係は一気に変わる
そのどん底からはい上がるタイプか、
落ちたままのタイプか、どちらかはわからないけど
完璧だからこそ
そういう行動は広まるし、目立つ
完璧な人が馬鹿げた行動をしたというのも嬉しいが
何より好きな人が自分に来てくれたのが嬉しかった
最低だけど、思ってしまったなら仕方ない
今がチャンス。
モブキャラだって、そういう時もある
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やった、!
主人公に勝った…!
ほんとに、浮気と疑われることしたなんて…笑
馬鹿にも程がある
あいつ優れた人間なのに、
脚本通りに進もうとしないからそうなるんだよ
あいつが、這い上がってくるタイプじゃないといいけど
にしても…やっと付き合えた
ずーと好きだった
昔から
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そこからはデートとして、カップルとして
色んな所へ行った
映画館
水族館
遊園地
公園
キャンプ
海
全てが楽しくて
全てが自分にとっての宝物だった
まるで、夢のようで、幸せだった
きょうは、カフェに行こうとの話
二人でカフェに座った瞬間
言われた
あの人のことが
__"忘れられない"__って
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カランカラーン(出
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LINE
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まぁ…
だよね
主人公ってすご、
あそこから這い上がってくるとか…笑
どこまでも異次元だな…
主人公とヒロインパワー強。
まぁ…、これも脚本の一つだったのかな
まぁ、モブキャラってそうだよね
報われたと思ったら一気に地獄に突き落とされる
メインキャラに
勝てることはない
どう頑張っても
あの子には勝てない
現実って…そうだよね。
はぁぁぁ…、
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プルルルルプルルルル
ガチャ
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そこから1週間
特に誰とも喋らず終わった
きっと、もう卒業まであと2人と喋ることはない
二人の空間にモブはいらない
主人公とヒロインさえいれば
それで良かった
無事に関係が戻ったら
あの二人にとっては
もう何もなかったようなもの
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きっと、これからも幸せに過ごして
今回の件は軽い言い合いっていうことになっていて
忘れされていく
羨ましいよね。
主人公って
人に忘れられなくて
ずーと記憶にのこって
幸せだろな
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あの日と同じ冬の夜
冷たい風がほおを通り抜ける
もう、何も思わない
自分に対しての劣等感も
相手に対しての妬みも
全てを諦めるのではなく、
受け入れて。
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最高のエンディングを作る
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自分の足元が浮いたふわっと浮いた
夜の空を舞って
来世は輝く主人公かヒロインになりたいな
今世は星になり
来世はスター(主人公)になる
叶うか、叶わぬかもわからない夢を抱いて
2人を心から祝福する
一つの願いを星に託して。
ドンッ
この少年が望んでいたのは
誰の記憶にも残らず静かに消えていく
完璧なエンディング
まるで、最初から存在しなかったかのように
この世界で振る舞う
だれも彼の活躍は知らない
見えるのは二人の幸せだけ。
それでも物語は続いていく
これが、モブキャラの運命
だったはずだった
…好きだったよ。
ずっと。
付き合ってよ。
n.。o○
一人の少年が創り上げたエンディング
完璧だと思われた。
が…実際は欠けていた
少年が気づかなかった物語の"真実"
モブキャラと思っていただけ。
実際にはメインキャラクターだった
それに気づかなかった一人の少年
来世こそは気づけるといいですね
そして、この小説は貴方の人生の1部を表している
誰がどこで、何を考えているのかわからない
この生きづらい世界で
幸せを掴み取ってくださいね。
__"脇役らしく最後まで"__
Fin