ヲタ女と反社【第2期】

和田と目が合い、夢（蘭）は 思わず顔を逸らした。

夢（蘭）がそう言って背を向けた瞬間、ずっと黙っていた和田が突然呼び止めた。

そう言うと夢（蘭）は全力で、 3人から逃亡を測った

和田は二人にそう言って、 逃げた夢（蘭）を追いかけた。

バンッ！！

ドカンッ！！

するとオフィスに突撃してきた和田を、遅れてやってきた2人が押さえた。

和田はそう言って、マイキー（鶴蝶）の胸ぐらを掴んだ。

蘭（夢）がそう言って止めると、 和田が突然動きを止めた。

和田は意味の分からない状況に、 思わずブックルの顔面を殴った。

すると突然夢（蘭）はそう聞いて、 三人をじっと見つめた。

春千夜（竜胆）はMDOの問いに対し、誤魔化すように口笛を吹いた。

それからしばらくして…

武臣（春千夜）の指さす方には、買い物袋から飛び出した具材達が散らばっていた。

蘭（夢）はバタバタとオフィスを出ていく和田にそう声をかけた。

数十分後

望月（マイキー）はそう言うと、 オフィスの電気を消した。

ガチャッ

夢達が寝静まった頃、突然オフィスの扉が開かれ何者かが入ってきた。

その人物は眠っている蘭（夢）を数秒見つめると、持っていた箱をオフィスに置いた。

バタンッ

バタンッ

蘭（夢）はこっそりとドアを開け、オフィスを出て行った。

コツ…コツ…

蘭（夢） がそんなことを言っていると、廊下の奥で誰かの足音が聞こえてきた。

蘭（夢）は勇気を振り絞り、 足音のする方へ向かった。

しばらくその足音について行くと、蘭（夢）はある扉の前にたどり着いた。

扉は半開きになっており、周りの壁には封鎖されていたのか釘の刺さった跡が残っていた。

蘭（夢）は不思議に思いながら、 ドアノブに手をかけた。

突然背後から声が聞こえ、蘭（夢）は思わず身体をビクつかせた。

マイキー（鶴蝶）はそう言うと、蘭（夢）の手を引いてオフィスに戻った。

翌日

起きて早々機嫌が悪すぎる夢（蘭）に、2人は思わず背筋を凍らせた。

ボンッ！！

望月（マイキー）が箱を開けると、あの時と同じように箱が爆発し煙がオフィスに広がった。

夢はそう言って、再び寝そうになっている蘭の身体を揺すった。

ガシッ！！

すると突然、蘭が夢の手首を握った。

ガバッ！！

そう言うと蘭は、突然夢を抱き抱えた。

蘭はそう言うと暴れる夢を 連れて、オフィスを出て行った。

仮眠室

そんなことを考えながら、 夢はいつの間にか眠りに落ちた。

To Be Continued…