原 輝海
…
原 輝海
なんて酷い奴らなんだ…
中浜 奈瑞
どうなされましたか、輝海様。
原 輝海
ちょっとこれ見てくれる?
中浜 奈瑞
そんな…!
中浜 奈瑞
北幕はいつまで経っても攻撃思考なんですね…
中浜 奈瑞
最低な人たち。
原 輝海
そうだよね。
原 輝海
本当頭どうかしてるだろ、これは。
鹿原 幸南
貴女たちのお陰で脚が大分良くなったわ。
春乃
いえいえ、私たちはただ手当てしただけですし、そんなに役に立ったとは…
奈良山 歩梨
いいえ、本当に貴女たちのお陰よ。
春乃
あ、はい…
賓小杉 尊
よければ送っていきましょうか?
奈良山 歩梨
ええ、近くまでお願いね。
南幕にて
奈良山 歩梨
ありがとう。
鹿原 幸南
ごきげんよう。
春乃
は、はーい…
冬菜
幸南さん、歩莉さん。
冬菜
鈴野 灰の件、どうにかしておきます。
鹿原 幸南
…
奈良山 歩梨
…
一方、南京では
鈴原 華音
なんかずっと眠かったし、集中力湧かなかったし…
鈴原 華音
今日はもう寝よ…
鈴原 華音
…
原 輝海
華~!
原 輝海
見てもらいたいものがあるんだけどさ~…
原 輝海
…あ、?
原 輝海
あれ、寝てるの?
原 輝海
華、お~い…
原 輝海
華。
原 輝海
はぁ…華起きて~!!
原 輝海
小鳥さんが鳴いてるよ~!!(嘘)
鈴原 華音
ええっ、もう朝…!?
鈴原 華音
…って輝だ、どしたの?
原 輝海
これ見てくれる?
鈴原 華音
え~…
鈴原 華音
…どういうことなの?これ…
原 輝海
いや僕もよく分からないんだけど、冷からは「宣戦布告だろ」って言われたよ。
鈴原 華音
ん?待って、この字…
鈴原 華音
四矢木だ…
鈴原 華音
昔身体売りしてたときによく来てた男。
鈴原 華音
見た目は普通の若い男なのに私の身体舐め回したりとか、耳に息吹きかけてきたりとか…それにとにかく匂い嗅いでくるし、気持ち悪かった。
原 輝海
うわ、なにそいつ…キモっ。
鈴原 華音
だよね、周りにいた身体売りの女の子たちも気持ち悪い気持ち悪いってずっと言ってたから。
鈴原 華音
なんで微妙に字は綺麗なんだよ、全く…
鈴原 華音
あとこの新品みたいな紙ってことは、北幕からの宣戦布告ってわけだ。
鈴原 華音
全く、いつまで経っても成長しない馬鹿ばっかりだな北幕って。
原 輝海
本当そうだよね。
鈴原 華音
…あ、眠いんだった…
鈴原 華音
ごめん、明日改めて見せに来てくれる?
原 輝海
うん、でも眠いときにわざわざ起きてくれてありがと。
鈴原 華音
いえいえ…
鈴原 華音
じゃあおやすみ~…
原 輝海
おやすみ~
原 輝海
はぁ…
原 輝海
(あれ、なんか急に体調が…)
原 輝海
(でも寝るまで4時間もある…)
原 輝海
(うぅっ、吐き気はないけど悪寒が…)
原 輝海
(目の前もぐわぐわして、うまく立てない…)
原 輝海
(倒れちゃう…)
僕は倒れてしまった。
誰か、気付いてくれるのだろうか。
目が覚めると、病宮に来ていた。
誰か気付いて連れてきてくれたのかもしれない。
原 輝海
(どこだ…)
清晶 瑠架
…輝海様。
原 輝海
…!、瑠架くん…!
そこにいたのは妖狐の瑠架くんだった。
多分真っ先に気付いて連れてきてくれたのだろう。
清晶 瑠架
あの、何故居間に倒れていらっしゃったのですか?
原 輝海
あぁ、急に体調悪くなって目眩で倒れちゃったんだ。
原 輝海
目の前がほぼ認識できないくらい酷い目眩。
清晶 瑠架
免疫力が低下して疲れているのではないですか。
清晶 瑠架
この頃、陰陽師の方々のなかで疲労にて体調不良になるケースが多いようですよ。
清晶 瑠架
しっかり休んでください。
清晶 瑠架
昨日は何時に寝たんですか?
原 輝海
んー、午前3時とか?
清晶 瑠架
…その時間ということは、たった2時間しか寝ておられないのですね。
原 輝海
あぁ、うん…
清晶 瑠架
それなら明日はお休みになられた方がよいです。
清晶 瑠架
元鼎に任せときます。
原 輝海
うん、ありがとね瑠架くん…






