その日の夜
翔太
あみかちゃん
寒いでしょ
これ着てて
寒いでしょ
これ着てて
あみか
でも…
翔太さんが
翔太さんが
翔太
俺は平気だから
風邪引いたら大変だよ
風邪引いたら大変だよ
あみか
じゃあすみませんお借りします
翔太
うん。
二人は火が消えないように交代で休んだ
次の日の朝
翔太
あみかちゃん
おはよう
おはよう
あみか
おはようございます
翔太
じゃあ今日も
行ってくるね。
行ってくるね。
あみか
はい。
翔太はそう言って山に入っていった。
あみか
今日も枝集めてこようかな
あみかは木の枝を集めて戻ってきた しかし翔太はいつまで経っても 戻ってこなかった
あみか
翔太さん
流石に遅すぎるよな
ちょっと行ってみよう
流石に遅すぎるよな
ちょっと行ってみよう
あみかは翔太を探しに向かった。
その頃翔太は
翔太
何か朝から
怠いんだよな…
今日はそろそろ戻ろっかな
怠いんだよな…
今日はそろそろ戻ろっかな
そんな事を考えていると 翔太は急に足に力が入らなくなってしまった。
翔太
えっ…
どうして…
どうして…
翔太は必死に立とうとしたが 体が思うように動かなかった
あみか
翔太さん
翔太
あみかちゃん
どうしてここに…
どうしてここに…
あみか
あんまり遅かったので
大丈夫ですか?
大丈夫ですか?
翔太
平気だよ
少し休んでただけ。
少し休んでただけ。
あみか
本当ですか?
翔太
うん。
ありがとね
心配してくれて
戻ろっか
ありがとね
心配してくれて
戻ろっか
あみか
はい。
続く