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吐いていい嘘だって、あるはずだ。
青
普段の彼からは想像できないほどの大きな声。 突然のことに怯えたような目をする子供組。
なぜこんな展開になったのかはよく覚えていない。 いつも通り会議をしていたはずだった。他愛もない会話をして、衣装についてだったりとか、動画の内容だったりとかを話していた気がする。
確かに、少しまろの口数が少ないな〜とは感じていた。
ほとけっちと初兎ちゃんが軽く口喧嘩のようになった時だった。 「はぁ〜、、、」 と大きめのため息が聞こえて。そしてそれは騒いでいた2人にも聞こえたようで慌てたように口をつぐむ。
青
聞こえた方を向けば、真顔で座っているまろがいて。
正直、この程度の言い争いはよくあることだ。またか、と思って放っておくくらいには。 本人たちも本気の喧嘩ではなく遊びとして認識していただろう。
水
怯えたように呼びかけるほとけ。 それに対して睨むように視線を向ける彼。
青
青
不仲と言われる彼らだが、文句を言ったりするときのまろの目は優しかった。 それなのに。
黒
流石に雰囲気がおかしいと思い仲裁に入ったあにき。
青
青
あにきっずとしていつも甘えているあにきに対してすら鋭い視線を向けている。
桃
青
呆れた、とでもいうように鼻で軽く笑う彼。
いつもの彼らしくない雰囲気に、全員が戸惑っているのがわかる。
青
みんな、素早く鞄を持って部屋を出ていく彼をただ見つめることしかできなかった。
白
黒
まろが怒ったのは自分のせいだと自分を責める初兎とそれを宥めるあにきだが、最後の方の声は小さくなって消えた。 きっと、まろの方が悪いと言おうとして止めたのだろう。
確かにいむしょーが騒いでいたことは事実だ。 そして、まろが急に怒ったことも事実。 けれど、少しの違和感のせいで言葉が続かない、こんなとこだろうか。
赤
この些細な違和感はりうらでさえも感じでいるようで。
いつもだったらうるせぇーとぼやきつつにこにこと 言い合いを聞いている彼。 その顔は楽しんでいるようにも見えていた。
、、、それなのに。
呆然と固まる二人に声をかけるりうら。 その顔だって、戸惑いを含んでいるのがわかる。 あにきだって、彼とのトーク画面を開いたままで。 動こうとはしなくて。
このとき、俺が行動を起こしていれば、結果は変わったのだろうか?