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赤
飼い主
あなたはたくさんいるわんこの中から俺を選んでくれたよね。
飼い主
赤
いつも楽しく遊んでくれたよね。
でもいつの日だろう。
あなたは急に忙しくなって俺に全然構ってくれなくなったよね。
飼い主
赤
でもあなたの邪魔はしたくないから。
俺はずっと待ってたよ
飼い主
赤
久々にあなたと喋ったよ
久々にあなたと散歩に行くよ
久々に……
赤
飼い主
ずっと隣を歩いてた
いつもの道
いつも遊んでた公園
赤
いつもなら、家に帰る道を通る
けど今日は違う道
初めて通る道を通ったよ
赤
飼い主
赤
知らない場所に連れてこられたよ
あなたは悲しい顔をして、何も言わずに居なくなった
赤
お留守番かな?
”いいこ”に待ってるからね
赤
ずっといいこで待ってるよ
入口のそばで。
あなたをずっと待ってるよ
赤
何日かたって、違う部屋に連れてこられたよ
中にはお友達が沢山いる。
でもみんな悲しい顔をしている。
赤
ドアを開けようとしたけれど、
どうしてもあかない硬いドア
赤
息がだんだん苦しくなってきた
周りのお友達も次々と倒れていく
赤
俺ももう倒れちゃった
最後だけでもそばにいて欲しかったな
いつもの道を通って帰る
ただいま
このお話は「ある犬のおはなし」を手本としたお話です。
あなたは自分の命友達の命 動物の命を大切にできてますか?
命というのは、簡単に言ってはいけない言葉です。
生き物の命というのはモノなんかではありません。
命を大切に。
簡単に動物を捨てないで。
動物も人間とおなじ。
生き物だから。