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ヒロ
びっくりした
同じクラスの女子を呼んでほしい なのだと思ったけど
まさか俺の体操服を貸してほしい と言われるなんて
えと
上目遣いでもう一度聞いてくる
そんなの
断るわけないじゃん
ヒロ
ヒロ
えと
えと
そう笑顔で言い
えとさんは去っていった
のあ
教室に帰ったらのあさんが訪ねてきた
ヒロ
のあ
のあ
ヒロ
のあ
のあ
のあ
ヒロ
のあさんは聞き取れないくらい小さな声でなにかを言った
のあ
のあ
笑えきれてない顔でそういった
なにか、ある?
のあ
ヒロ
のあ
それだけ言い残して去っていった
るな
るな
えと
体育終わり
私たちは制服へ着替えていた
るな
えと
るな
突然とんでもないことを聞いてきた
えと
えと
急に聞かれてびっくりしたのと、 少しの焦りで
私は思わず大きな声をだしてしまった
るな
えと
えと
えと
るな
るな
意味深そうにるなは言った
るな
えと
るな
着替えも終わり
私は服を返しにヒロくんのクラスへ向かった
えと
えと
教室前について探そうとしたとき
私は胸がキュウっと締め付けられた
えと
えと
だって
ヒロ
ヒロ
のあ
ヒロ
えと
ヒロくんはいつにも増して笑って
私のときよりも楽しそう、
しかも相手の子は
のあ
少し顔色が赤く染まっている
えと
私が入る隙ないじゃん
えと
よくないよ
私がからかったら顔が少し赤くなるのはなんだったの?
似合ってるって目をそらして言ったのはなんで?
昨日のあれは一体 どういう意味だったの?
どんどん黒い気持ちが湧いてくる
えと
もう行こう
ふたりの邪魔しちゃ悪いから
私がここにいたら 黒い気持ちで埋め尽くされちゃうから
えと
私は自分の教室へと
体操服を抱えて帰った
ヒロ