コメント
8件
続きが早く見たいです♪
武道
あれから、ココに掌静脈認証のことと、他にも装置があるのかを問いただした。
掌静脈認証に関しては、「防犯のため、」らしい。
武道
各幹部の部屋には掌静脈認証以外にも。
虹彩認証や、電波遮断・追跡妨害などの防犯ものがゴロゴロと。
しまいには、屋外には防犯カメラだけではなくレーザーセンサーまであるという。
武道
武道
怒るにも呆れが勝つ。
防犯はやるだけ損は無いが限度があるだろう
武道
武道
苦笑を浮かべた。
カララっ、と窓を開け寝室からべランドへと出る
真夜中の空は闇のように暗く、月を隠す雲もない、ただの闇。
月だけが淡く輝くその空は、あの夢のようで少し身震いする。
武道
三日月…細く1本の線が歪んでいるように見える。
歪んだ笑みを浮かべているように。
武道
武道
手に残った傷跡を、体に負った銃痕を指でなぞって
ギュッと右手を握りこんだ。
武道
武道
鍛えたところで筋力はつかないだろうが。
夜陰に紛れるように。
月と同化するように、ニヤリと口元をゆがめた。
三ツ谷
神社に集まったみんなを見て、ここ1ヶ月の違和感が頭をかすめる。
三ツ谷
壱番隊の主要メンバーがいない。
そして、この1ヶ月見ていない姿が背筋に冷や汗をつたらせる。
八戒
八戒
三ツ谷
長身に青髪の坊主が見えて、切り取られていた視界が復活する。
三ツ谷
見渡す限りでは見えない。
それに。
三ツ谷
三ツ谷
そして、真っ先に拗ねてしまいそうなマイキーも何も言わない。
その、代わりになるようにマイキーに話しかけるようになったやつも
いつのまにか、なにか重大なことが起こってしまったような感覚がある。
八戒
八戒
ムスッ、と不貞腐れた八戒を見て、少し安堵のため息をついた。
三ツ谷
三ツ谷
八戒
八戒
やはり、おかしい。
小さな違和感が少しずつ大きなものに変わっていく。
三ツ谷
三ツ谷
八戒
八戒
八戒
三ツ谷
弐番隊にだけ、伝えられていないことがあるのかもしれない。
予測できる最悪の事態を思い浮かべて、体中が冷えていく。
三ツ谷
八戒
そのまま、弐番隊から見て1番遠い伍番隊に方へかけて行くのをしっかりと見て
階段上に座るマイキーと、当然のように会話をするそいつを見た。
三ツ谷
三ツ谷
視野が少しずつ狭くなっていく感覚
黒いモヤがかかって、限られた視界の中
慌てた八戒の姿を見て「あぁ、」と確信した。
三ツ谷
どす黒い感情を感じて、その内の言葉を吐き出した。
三ツ谷
八戒
三ツ谷
最悪の事態
当たってしまった。
三ツ谷
三ツ谷
集会が始まる前に、周りの隊員と逆走するようにして神社を後にする。
三ツ谷
カタン、カタン、と相槌を打つように椅子をかたむける。
朝日が刺してくる時間帯、薄明時にそいつらは来た。
武道
目の前にいる奴らを眺め、ボーッとしていた頭を稼働させる。
武道
武道
わざとらしくケラケラと笑ってみせると、少し顔を俯かせた。
武道
武道
武道
三ツ谷
八戒
ただただ沈黙する二人を見ながら後ろにいるココに声をかける
武道
ココ
武道
武道
ココ
ココ
武道
二人の目を見て、真っ直ぐに見返してくる。
武道
三ツ谷
武道
少しの思案に入って、そばに置かれていたグラスを落とす。
パリン、と軽い音がして破片が飛び散った。
八戒
武道
八戒
三ツ谷
武道
武道
武道
武道
ココ
三ツ谷
苦笑を浮かべ、すぐに真剣な顔になる。
三ツ谷
三ツ谷
武道
いつかのタイムリープ、それはもう数えるのをやめたあたり
何故か、この人に監禁されていたことがある
紫の瞳がどす黒い色に見えるぐらいには、恐怖を覚えた
三ツ谷
その言葉に、にこりと笑顔の返事をひとつ。
その目は弧を描いているが、笑っているのやら…。
そして、隣にいる八戒を見る。
八戒
八戒
こちらは意外
武道
武道
2人にそっと微笑んで、ココに目配せする。
ココ
ココ
なかなか大所帯になってきた。
予想外の展開だが、いい展開。
武道
武道
武道