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なっちゃん
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コメント
1件
このエピソード、すごくほっこりした気持ちになりました。かき氷のシーンでのやりとりが本当に楽しそうで、エリーゼとグローグー、そしてホンドーの三人がまるで本物の家族みたいな空気感を醸し出していて素敵です。特に舌を出し合って笑う場面は、夏のひとときの幸せがぎゅっと詰まっていて、こちらまで笑顔になりました。こういう日常の温かさを描けるのって、本当に素敵なことだと思います。
季節は夏──ネヴァロには、太陽の光が燦々と降り注いでいた。
エリーゼ
グローグー
窓から入る風が風鈴を揺らし、透き通るような音が鳴る。エリーゼとグローグーは、ソファに体を預けて、その音に耳を傾けた。
チリン──
エリーゼ
グローグー
エリーゼ
グローグー
エリーゼ
エリーゼは、戸棚から何かを持ってきた。
エリーゼ
グローグー
エリーゼ
グローグー
はしゃいでいると、外からスピーダーバイクのエンジン音が聞こえてきた。
エリーゼ
マンドーはジェットパックで街に行ったはずだ。
エリーゼは玄関のドアを開けた。庭先に、二人乗りのスピーダーバイクに跨ったIG-11とウィークウェイの男性がいた。
???
懐かしい顔が手を振る。
エリーゼ
IG-11
ホンドー
二人はスピーダーバイクを降りて、こっちに向かってくる。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
このやり取りも久しぶりだ。
IGは、ホンドーにブラスターを向けた。
IG-11
ホンドー
おどけてみせるホンドーだが、彼には通用しない。
IG-11
ホンドー
助けを求められ、エリーゼは仕方なく二人の間に入った。
エリーゼ
IG-11
エリーゼ
IGは、しぶしぶブラスターを下ろした。 ホンドーは、安堵の表情を浮かべる。
IG-11
エリーゼ
スピーダーバイクに跨るまで、IGの"目"はずっとホンドーを捉えていた。
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
グローグー
グローグーが、玄関からひょっこりと顔を出した。
ホンドー
頭を撫でられて、グローグーは嬉しそうに鳴いた。
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
エリーゼは疑いの眼差しを向けた。
ホンドー
グローグー
もう仲良くなっている。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
ホンドーは、テーブルに置いてある秘密兵器に興味津々だ。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
グローグー
グローグーは、ホンドーの真似をする。
マンドーはまだ帰って来る様子もないし、客人(自分もだが)をもてなすのは礼儀だ。
エリーゼ
賛成! と二人は手を挙げた。 まるで、本当のおじいちゃんと孫みたいだ。
エリーゼはくすくすと笑い、準備に取り掛かる。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
グローグー
エリーゼ
機械に氷の塊をセットして、スイッチを押す。透明な皿の上に、削られた氷が降ってきた。
グローグーは、大きな瞳を輝かせて積もっていく氷を見つめた。
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
エリーゼの表情を見て、ホンドーは何かを察したらしい。
ホンドー
削られた氷の山に抹茶のシロップをかけ、あずきと白玉をトッピングした。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
グローグー
エリーゼ
シロップと練乳をかけ、カットしたメイルーランを添える。見るからに甘そうだ。
エリーゼ
さくり。スプーンで氷を掬って口に運ぶ。メイルーランの甘酸っぱさと、濃厚な練乳の甘さが絡み合い、溶けていく。
エリーゼ
ホンドー
グローグー
エリーゼ
ホンドー
グローグー
二人は頭を押さえた。
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
エリーゼ
ホンドー
ホンドーは張り切っている。
グローグー
グローグーは、舌をべっと出してみせた。
ホンドー
エリーゼ
エリーゼの舌は、オレンジ色に染まっていた。
ホンドーも自分の舌を出してみせる。
エリーゼ
グローグー
グローグーは、二人の舌を指差してケラケラと笑った。
エリーゼとホンドーも、つられて笑うのだった。
マンドー
用事を済ませたマンドーが帰ってきた。
エリーゼ
グローグー
ホンドー
マンドー
マンドーは、警戒した声で言った。
エリーゼ
ホンドー
マンドー
エリーゼ
エリーゼの思った通り、ややこしくなってきた。
ホンドー
エリーゼ
マンドー
ホンドー
ホンドーは立ち上がり、大袈裟に言ってみせた。
ホンドー
エリーゼ
グローグー
そっちもな、とホンドーは微笑んだ。
マンドー
ホンドー
最後に一言付け加え、ホンドーはマンドーの手を握り、ブンブンと振った。
ホンドー
エリーゼ
上機嫌で彼は去っていった。
訳が分からず、マンドーはヘルメットを傾ける。
マンドー
エリーゼ
相変わらず掴みどころのない人だ。彼のことだから、様子を見に来ただけなのかは分からない。でも、楽しかったから良しとしよう。